三角のポーズとかで、一生懸命に腕だけを後ろにやろうとしている人がいますよね。
骨盤を前傾させて背中の下部(腰)を反らすと、腰に負荷がかかります。
骨盤のすぐ上の腰椎をひねろうとするからです。
しかし、腰椎は構造上、回旋という動きには向いていません。
結果、腰が壊れます~腰痛ですね。
胸椎は構造上、中心軸を保って大きく回旋させることができます。
つまり、上体のねじりに際し機能するのは、骨盤と腰椎=腰ではないのです。
そう。胸椎(主に胸椎12番と腰椎1番の椎間)と股関節なのです。
上体をねじるためには、脊椎全体の自然なS字カーブを保つ必要があるのです。
頸椎・胸椎・腰椎の回旋角度 |
ここまで理解できれば、下のポール&ヨガブロックの効果の理由がわかりますね。
背中の丸まりすぎと、腰の反りすぎを一気に解消できるからです。
だから、あらゆる動きが楽になるのです。
特別な動きをやる必要はないと考えています。
基本的な動きを、繰り返し繰り返し反復練習する主義です。
超絶正確な型(フォーム)で。
結果、ケガをしない・させないレッスンを現実化できています。