ドラゴンへの道 ブルース・リー師の肩甲骨はがし |
僕が思うに、これが本来の『猫のポーズ』なのではないかと。
理由は、猫の骨格にあります。
猫の肩甲骨 |
猫の肩甲骨は、内側がはがれて浮いてるんですよね。
なので、腕の方へ肩甲骨をスライドさせる一般的な猫のポーズは、実際と違うと思うのです。
猫のポーズの目的が、僧帽筋と広背筋の脱力にあるのなら、肩甲骨は李先生の動きが正解。
上の猫の図を見ていると、そう思えてなりません。
僧帽筋と広背筋 |
そのためには、前鋸筋(ぜんきょきん)を解放する必要があります。
※前鋸筋(ぜんきょきん)は、胸部の筋肉のうち、胸郭外側面にある胸腕筋のうちの一つ。肋骨(第1~第9)腱弓を起始とし、肩甲骨と胸郭との間を後上方に走りながら、肩甲骨に停止する。肩甲骨を前外方に引き、肩甲骨が固定されていると肋骨を引き上げる作用がある。
前鋸筋 |
安部塾では、ランジと組み合わせた肩甲骨解放テクニックで前鋸筋を解放しています。
なので、肩甲骨をはがして背中側に浮かせることができるようになります。
猫のポーズをしているときの肩甲骨を観察してみると、面白いかもしれません。
猫のポーズをしているときの肩甲骨を観察してみると、面白いかもしれません。