会長がいつものように小さな胸を張ってなにかの本の受け売りを偉そうに語っていた。
知弦さんは、笑顔そのままで、結論を語った。
「悲しい過去なんて、いくらでも楽しい現在(いま)で塗りつぶせるんだって。どんなに辛(つら)かったことだって、笑い話に出来てしまう日が、時に来てしまうんだって。そう、思ったの」
彼女の屈託のない笑顔に、その場の皆(みんな)が幸せな気持ちになる。
楽しい現在(いま) |
これまでの人生が悲しい過去だったとして・・・・・・
そんなもの『楽しい現在』で塗りつぶせばいい。
そのとっかかりは、『姿勢と動きを学ぶ』のがいい。
みんなで姿勢を良くして動きを改善するのは楽しいことだから。
楽しいことは向こうからはやってきません。
顔を上げて、胸を正面に向け、上腕と下腿を外旋させましょう。
その姿勢が生み出す中心軸を維持しながら、積極的に動きましょう。
いつの間にか、屈託のない笑顔に囲まれ、楽しいことになってますから。