2014年9月30日火曜日

手が床につかない人のための立位体前屈練習法

手が床につかない人は、安部塾式立位体前屈法を試してみてください。


まずは、下腹部の引き締め+骨盤前傾の組み合わせの身体意識づくりから。

立位体前屈の身体意識

イメージできたら、身体が硬い人は脚を1mくらいひらいて、図のような感じになります。

ひざは曲がっていてかまいませんが、骨盤は後ろに逃げないように下腹部を締めてください。

ポイントは、床につく手のかたちを『指立て状態』にしておくことです。

※この図は脚をつけていますが、硬い人は脚をひらくと手が床につくはずです。

身体が硬い人のための立位体前屈練習法 

図のように、かかとを突き出すように、つま先を上げ下げしていると脚裏が伸びてきます。

表ももを引き上げて、下腹部の引き上げの流れとつなげると、さらに脚裏が伸びます。

楽になってきたら、脚を少しずつ近づけてみます。

日々コツコツ練習していたら、顔が膝下につくようになるはずです。

立位体前屈練習の流れのイメージ

注意点として、膝関節を伸ばしすぎない(過伸展させない)ことです。

膝を伸ばしすぎている人は、膝のお皿が内側を向いていると思います。

膝のお皿を正面に向けて、膝関節に遊びをつくってください。

脚裏をかかと方向に伸ばすのであって、膝を後ろに引くのではありません。


まったく痛みを感じないように練習するのが最短で最高の効果をあげるコツです。

身体感覚の研磨を最優先しましょう。