2013年4月16日火曜日

関節が痛いときは、もっとも痛みが少ない楽な姿勢でいるといい。

僧帽筋の放散痛

関節が固まって痛いとき、関節そのものには原因がないことがある。

その関節を動かしている筋肉が異常収縮している。

その筋肉の異常収縮が関節を固めている。

なぜそんなことに??


関節に強い負荷や長時間の負荷がかっているときに、急に戻ろうとする力が加わる。

ゆるんでいた側の筋肉(拮抗筋)が急激に伸ばされる。

反射によって筋肉の異常収縮が起きる。

脳からの瞬間的な収縮指令が残存し、不必要な収縮を継続する。


関節の動きが制限され、いつまでたっても機能障害が残る。

異常収縮している筋肉を伸ばそうとすると痛みが発生する。


筋肉の異常収縮を解除するのに、普通のストレッチングは使えない。

痛みがあるから、筋肉を伸ばせないからね。


ここで逆転の発想をしてみよう。

『最も痛みが少なくなる姿勢=異常収縮している筋肉をさらに収縮させる姿勢』をとる。

そのまま90秒保持すると、脳が収縮指令の発動を停止。

そっと姿勢を元に戻していけば筋肉の異常収縮がなくなって、痛みが消失。。


最も楽な姿勢で90秒いればいいというだけの簡単なお仕事です。