かかと→足首→母趾球の転がし |
基本の動きを、「できている」と誤認しないで、修正を重ねることに集中します。
積み重ねと積み上げが、無駄のない美しい動きの源だと考えます。
関節の動きは、骨の形状によって、おおまかに決まります。
関節の動き |
関節の構造上、無理な動きというのが存在します。
動かない方向に無理に動かせば、壊れてしまいます。
一方、動く方向に動かしていないと、やはり壊れてしまいます。
正しく動かすことで、関節の構造を維持できるということです。
筋骨格のキネシオロジー 股関節 |
筋骨格のキネシオロジー 股関節 |
股関節のおおまかな動きだけでも、これだけ理解する内容があります。
意のままにコントロールしようと思えば、それなりの練習が必要です。
これに、関連する筋肉やら靭帯やら覚えなくてはなりません。
身体操作指導者=終わりのない学びの日々を送る人なのです(笑)。
「うまい話」なんて存在しません。
ついでに言うと、運動連鎖も理解しておかないといけません。
運動連鎖 |
覚えることが、山ほどあります。
そして、身についたぶんだけ、身体の動きが滑らかに美しくなります。
これほど楽しいことがあるでしょうか? これ以上の喜びがどこにあるのでしょうか?
まあ、交友とかいろいろありますが(笑)
思い通りに自分の身体が動くというのは、とても大切なことだと思います。
この数日、距骨と閉鎖運動連鎖の解説をしています。
閉鎖運動連鎖 |
こんな簡単な動きも、ちゃんとやるのは困難を極めます。
きちんと動くようになると、ただ足首を曲げただけで人の心を打つことができます。
そこにこめられた想い~積み重ねた練習量が、透けて見えるからです。
まあ、別に、人の心を打つために練習するわけではありませんが(笑)。
動きがきたないのは、デメリットしかありません。
関節も壊れますしね。
動きは美しいにこしたことはありません。
関節も守れます。
このあたりの解説を、オンラインサロンや、3月の下関集中講座・東京集中講座・薬院校集中講座・大阪集中講座でやっていきます。
御参加、お待ちしております。