2019年2月25日月曜日

頭と足と手を使って安定姿勢をつくる。安定した姿勢が、あっという間に時間が過ぎる楽しい感覚を生む。

先日の神戸集中講座の参加者の記事です。



個人的に、参加者まとめを読むのが至福です。


安部塾の姿勢制御では、かかとの中心と後頭部を使います。

かかとの中心と母趾球を意識した練習。

ポニテの引き上げによる軸伸展
手指先端の固有受容器を使うと、ワンレッグスクワットが安定します。

後頂の引き上げと手指の感覚受容器を用いた姿勢制御
かかとの中心にのり、「鼻緒」を意識し、股関節外転+内旋+屈曲でコントロール。

腰の落とし方
側方移動の運足法で、かかとと母趾球の使い方の感覚をつかむ。

運足(側方移動)
股関節をかかとでコントロールする。

運足(側方移動)
橈屈+背屈 → 尺屈+掌屈
手の使い方

橈屈→尺屈
手の使い方

すべて地味な動きですが、深いです(笑)。

動けるようになると、楽しくなります。

楽しさゆえに、あっという間に時間が過ぎ去ります。

動けば動くほど体が軽くなります。


羽根のように軽いフットワーク。

美しいループを描く腕。

かかと→足首→母趾球→母趾が転がる。

たおやかな手の動きが、身体全体を美しく導く。


視機能による姿勢制御、首の美しさが生まれます。

視機能による姿勢制御

3月21日(木・祝)の薬院校集中講座

『立ち方~立つということ(The Art of Standing)』

薬院校での4年間の実践研究の総まとめとなります。

視線・舌位・首の解放・脊柱軸伸展・肩甲骨・股関節・足関節・足底・手関節……

これまで教えてきた内容のすべてを統合して解説いたします。


この10年間、きちんと立つということの大切さを実感してきました。

地に足がついていない人は、地に足をつけずに物事を考えて破綻していきます。


薬院校ファイナルは、『立つ』ことにこだわります。