生きている限り、誰でもしている呼吸。
しかし、本来の機能通りにはできていない。
呼息⇔吸息
吐く⇔吸う
エクスへール⇔インヘール
ただそれだけのことなのに、とてつもなく難しい。
自分を見つめるということは、呼吸に集中すること。
頭の中に浮かぶ言葉を追わないこと。
ただただ『正常呼吸』を正確に繰り返すこと。
僕たちは、呼吸をベースに対人関係を築く。
呼吸が乱れている人の自尊心は低く、人間関係は悪化の一途をたどる。
他者を攻撃してどうにかしようとするからだ。
類が友を呼んで、攻撃し合う関係しか築けない。
心身が不安定になる原因は、呼吸の乱れ。
自分自身の呼吸を整えることに集中することが大切。
それが、『他者を変えようとしない』ということ。
解剖学的な呼吸のメカニズムを理解し、正常に呼吸すること。
今日の東京集中講座は、そんな話から始めようと思う。