2019年5月14日火曜日

めぞおちのかたさをほぐして下腹を引き締める~腰を安定させる

横隔膜

みぞおちがかたいと、重心があがる。

下腹の力が抜け、腰椎が不安定になる。

肩に力が入るし、余裕がなくなり視野狭窄になる。

相手の表情が視えない、相手の話が聴けない状態に陥る。


お腹ポッコリ、片脚バランスはフラフラ。

いつもイライラ。

そんな人のみぞおちはかたい。

横隔膜がかたくて、うまく動いてくれない。


そんなわけで、日本の伝統的な身体操作技法でほぐしてみよう。

① 息を深く吐きながらお腹を凹ませ、肋骨弓の裏側に四指の指先をさしこむ。
② 吸うときは、指を外して、みぞおちだけをふくらませる。
③ ①~②を繰り返す

横隔膜の動きがよくなったはずだ。


身体操作時の正常吸気は、下腹は平らに締めたまま、みぞおちはゆるむ。

腹筋前部の活動を抑えつつ、腹横筋をはたらかせる。

上虚下実。

上半身の力がゆったりと抜け、下半身がどっしりと安定している状態。


5月17・18・19日(金・土・日)の東京集中講座で詳しく解説する。

やわらかい胸郭を取り戻すメリットは大きい。

過去最高に充実した内容となる。

骨盤の中間位と合わせてマスターして欲しい。