2014年7月9日水曜日

左右の脚の長さが違う(脚長差がある)のは、支脚(軸足)の影響かもしれません。~支脚(軸足)・遊脚(利き足)の診方

普通に立ったとき、無意識に体重をかけてしまう脚を、支脚(standbein)=軸足・支持足といいます。休めてしまう脚は、遊脚(spielbein)=利き足・機能足です。

必ずしもそうとは言えませんが、支脚側の骨盤は前傾するので長く・遊脚側の骨盤は後傾するので短くなります。

■支脚~腸骨前上方変位→大腿骨頭が下方へ→脚が長くなる

■遊脚~腸骨後下方変位→大腿骨頭が上方へ→脚が短くなる

このため、支脚は前モモが、遊び脚は後モモが硬くなりがちです。

左右の脚の長さが違ってしまう仕組み
おおむけに寝ると、こうなります。

支脚(軸足)・遊脚(利き足)の診方 あおむけ
正座すると、こうなります。

支脚(軸足)・遊脚(利き足)の診方 正座
面白いでしょ?