2014年7月28日月曜日

肩甲骨を動かして、現実世界で羽ばたこう~自分らしく行動し、自分らしく生きていこう。

昨日は、毎月恒例の安部塾福岡塾生の稽古会でした。

肩甲骨の使い方を中心に、自分がいまやっている動作を言語化する練習などをやりました。

安部塾福岡2014/7/27 肩甲骨はがし
安部塾福岡2014/7/27 肩甲骨はがし誘導

安部塾では、『いま、何を感じていますか?』という質問をよくします。

日々起きるさまざまなことに反応して、僕たちの気持ちは変化します。

外部刺激に対して感情が素直に(柔軟に)反応していれば、『健康』だと思います。

感情が固定化してしまったら不健康です。

生きるのがつらくなるし、まわりの人たちにも悪影響を与えることになります。

怒りっぱなし・不安に怯えっぱなし・悲しみっぱなし・笑いっぱなし・無表情・・・・・・

感情の柔軟性が消失した状態は『不健康な状態』なのだと思います。

感情の固定化が起きると、肩甲骨が固まります。

ストレッチやマッサージなどで一時的にほぐしても、イタチごっこ(一時しのぎ)だったりします。

なので、安部塾では『いま自分が感じていること』に焦点を合わせて表現してもらいます。

いまここで自分が何をしているのかに注意を向けてもらうのです。


いまここにある自分の身体体験・感情体験を通して、自分の心に気づいてもらう。

そうすることで、自分という人格の統合性を回復してもらう。

いまここにある自分から逃げ出さずに受けとめることで、分離した心身を一致させる。

自分らしく行動し、自分らしく生きていけるために、『自分らしさ』を回復させる。


そんな感じです。


肩甲骨まわりをやわらかくするためには・・・

・いまの自分の気持ちを、自分で感じることができること

・いまの自分の気持ちを、相手に伝えることができること

・いまの自分の無意識の欲求を感じることができること

・他人を思い通りに動かそうとしたり、判断したりせずに、表現すること。

・・・・・・という感じで、『他人まかせ・他人のせいにするのをやめる』必要があります。


現在、塾生たちには、『共通の課題』が現実世界で生まれています。

いまの自分を見つめることで、未来に対処する』ということです。

いまに集中することで認知のゆがみを修正する必要に迫られています。

ちゃんと自分を表現することで、外の世界とのつながりを強化改善する時期みたいです。


その人が、いまここにある自分を一生懸命感じていれば、良い方向に向かいます。

いろいろドラマティックなことが起きて、生きるのが楽しくなります。

それにつれて肩甲骨まわりがやわらかくなっていきます。

現実世界で羽ばたける肩甲骨になっていくのです。


僕はただ、塾生たちに『感じ続けること』を奨めます。

過去を悔いたり、未来を不安視したりしなくてすむように。

いまここにある自分を感じ続けていれば、良い方向に向かいます。

いまここにある自分から逃げ出さずに受け止めて欲しいと願っています。