これ、ほんとそう。
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自分の好きな事をするには、周りに左右されないことが必要だから、嫌われているということは正解ですね。
— kinome. (@yitD934cs2TThwW) January 9, 2024
「あなたが何をしようとあなたのことを好きじゃない人はいる」
『Infinite Jest』David Foster Wallace
当たり前のことですが、みんなに好かれようとしてあれこれ振る舞ってみても、出会うすべての人たちに愛されることは不可能です。
自分のことを本当に好きになってくれる人たちに出会いたいのであれば、他人から好かれることにエネルギーを費やすのをやめてみるとよいかと思います。それでもなおかつ好いてくれる人たちこそが、付き合うに値する人たちなのだと私は考えています。
わざわざ排他的な人にアプローチする必要は微塵もありません。歓迎ムード全開で受けいれてくれる人たちにこそエネルギーを費やすべきです。尊重してくれる人たちとの関係を深めることにエネルギーを注いだ方が、人生の限られた時間とリソースを有意義に使えます。
少し周りの人たちを観察してみましょう。自分の中の「正しさ」に固着して、相手が違う意見だと「あなたは間違っている!」と否定してしまう人がいると思います。「私は間違っていない」「私は正しい」と主張するのが特徴です。「正しい」「正しくない」なんて論争に耽るよりも、双方が気分よく楽しく過ごせることが最優先課題だと私は考えています。
「正しさ」や「正義」なんてものは、人のモノサシによって変わります。そこには正解などありはしないのです。自分はそれを正しいと思っても、それはあくまで「自分の理屈」に過ぎません。相手にとっては正しくない理屈でしかないこともあるのです。
自分を正当化して、相手に不愉快な思いをさせたら、 相手はあなたから離れていきます。
めんどくさい人たちの特長を想像してみましょう。
「他人が自分の思い通りに動かない」と苛立っている人なんか、わかりやすくめんどくさいのではないでしょうか。そもそも論、私たちは自分の感情すらコントロールすることができません。他人を自分の意のままに動かすことなんてできるはずがありません。にもかかわらず、「自分の思い通りに動いてほしい(察してほしい)」と他人に期待して猛烈なストレスに曝されてイライラしているなんて、めんどくさすぎて距離をおかれまくる展開を辿る状況が容易に想像できるはずです。
冷静に考えてみましょう。何をやっても好かれるときは好かれるし、嫌われるときは嫌われるものです(身も蓋もありませんがw)。他人に媚びることをやめて、ありのままの自然体の自分でいるようにしていれば、おのずと「ありのままの自然体の自分」を受けいれてくれる人たちだけが周りに残ってくれます。
なので、好きなことをやればいいのです。「まずダメなところの克服が先ではないんですか?」と「正しさ」を押しつけるタイプの人は言うかもしれません。好きなことをしていれば、失敗が少なくなります。なにより単純至極、シンプルに楽しいのが至高です。ダメな諸々はあえて避けて、好きなことを楽しく続けることで人生が明るく展開していきます。
行動の基準を、「これは本当に自分がしたいことなのか」にするのが基本で、「他人は評価してくれるだろうか?」を基準にしないことです。あくまでも、「自分がどう思うか」で判断することで、道がひらけます。そして、他人には過剰に期待しないことです。
何をやっても好かれるときは好かれるし、嫌われるときは嫌われるものなのですから。