2014年11月13日木曜日

上体を反らすということ

物理次元で、上体を反らすコツは、こんな感じ。

上体反らし

まあ、ハートオープニングとかショルダーオープニングができていれば、上体は反ります。

反らないのは、それらができていないため。

主に、ネガティブ感情が原因で。

力づくで無理やり反れば、頚椎と腰椎が壊れます。


解剖学的なアプローチは当然ですが、感情面の理解が不可欠なのです。


しあわせを感じているとき、僕たちには、恐れも不安も、怒りも悲しみもありません。

ネガティブ感情はめんどくさくて、いったん抱えてしまうと手離すことができません。

上体反らしの練習は、僕たちを過去に傷つけた人たちとの関係改善そのものです。

上体を反らすと、そういった感情と向き合うことになるからです。

ネガティブ感情の原因は、他の人たちにはありません。

他の人たちのことがどう見えるかというのは、自分自身のマインドの投影なのです。

まわりの人たちが自分にどう接してくるかで現れているのは、自分が他の人たちに対してどう接してきたのかという結果に過ぎません。


上体反らしを練習することで、過去の他の人たちとの関係を改善できます。

上体反らしが怖いのは、横隔膜の過剰緊張感からです。

背骨をゆるめ、そけい部や下腹部をほぐしておけば、怖くはありません。

過去の関係を改善し、思いやりと自信と強さを持てるようになりましょう。