2014年11月1日土曜日

呼吸は、どっちが正しいのか?

現在の安部塾の猫⇔牛の動きは、こんな感じ。

基本の姿勢

猫⇔牛

ヨガジャーナルでは・・・・・

マルジャリャーサナ(猫のポーズ)

・息を吐きながら、肩と膝の位置は動かさずに背骨を丸くして天井へ突き出す。

ビティラーサナ(牛のポーズ)

・息を吸いながら、坐骨を持ち上げて胸を天井のほうへ。腹は床のほうへ沈ませる。頭を持ち上げてまっすぐ前を見る。

・・・・・・はい。真逆です。

ほとんどのところで、このやり方で教えていると思います

ちなみに、以前の僕も、この方式でやっていました。


なぜ、逆にしたのか?

簡単な理由です。

『体型や姿勢が美しく、体調がいい人たちの呼吸を観察した結果』です。

教科書に書いてあるとか、伝統的にそうだとかが嫌いな僕らしいでしょ(笑)。


その後、呼吸と仙骨についていろいろ調べてみました。

理論的根拠もわかってきました。

実際に、僕の仲間に試してもらいました。

すると、面白いくらいの効果(呼吸が自然に深くなる)がありました。


といって、以前のやり方を否定しているわけではありません。

それぞれのやり方に違う効果があるというだけです。

このあたりは、文章での説明が難しいので、塾で聞いてください。

身体を動かしながらなら、直感的に理解できるかもしれません。


というか、僕はもともと『呼吸は姿勢についてくる』という派なのです。

中心軸を意識していれば、自然呼吸でいいと考えています。


他人を思い通りに動かそうとせず、自分を愛している時の呼吸が正解。

僕はずっとそう信じて生きています。