2013年9月5日木曜日

やせやすい体をつくる=脂肪燃焼のためのシステムを築く

人体は、主に血糖(グリコーゲン)と脂肪というふたつのエネルギー源を使い分けている。

血糖に比べ、脂肪は効率がいいが、燃え始めるまで時間がかかる。

運動開始から20分ほどは血糖が燃え、それから脂肪が燃え始める。

バーベキューでイメージすると、脂肪は炭・血糖は種火ということになる。


脂肪を蓄えて太ってしまう人は、エネルギー源を血糖に依存していることが多い。

そのため、運動してもお腹がすくだけで体脂肪は燃えない。

運動前~運動中に甘いものを欲しがるのですぐにわかる。

血糖値が急上昇・急下降するので、スタミナがなく疲れやすい。


体脂肪が燃えないと、血糖の消費が激しくなる。

血糖値を維持しようと、空腹感が強くなる。

甘いものを頻繁に食べたくなる。

食後は眠気が強くなる。


運動しても、体脂肪ではなく血糖が消費されるため、血糖値が下がりやすい。

お腹がすくのでドカ食いして血糖値が急上昇する。

この繰り返しで血糖値が不安定になる。

その結果、感情の起伏が激しくなって鬱状態に陥りやすくなる。


血糖値が不安定になることで、副腎が疲弊する。

その結果、寝つきが悪く、眠りが浅く、寝起きも悪くなる。


コア(体幹)を鍛えるヨガによって、体幹部分の筋肉の機能が安定する。

骨格のバランスが保たれ、運動による負担が軽減される。

関節まわりの筋肉も安定するので、ケガを未然に防ぐことができる。

持久力がつき、計画通りにトレーニングをこなすことができる。


感情の起伏が適度になり、ホルモンバランスや免疫機能も安定する。

風邪や病気と縁がない生活が現実になる。

美しい身体になれる。

穏やかな気持ちで日々を過ごせるようになる。


脂肪を効率的に燃やすシステムの構築には、プロの指導が必要だと思う。

毛細血管の発達・赤筋(遅筋)繊維の強化・脂肪燃焼効率の改善・・・・・・

アマチュアには無理な領域だと考えている。

自分自身の肉体で『脂肪燃焼体型』を実現しているイントラの指導に従って欲しい。