2013年9月17日火曜日

『やさしく、わかりやすく話す』 深く理解できていれば、相手の状態に合わせて噛み砕いて説明できるはず。

10月から指導者養成を始めるので、教科書=テキストをつくっている。

わけのわからない未知の専門用語が並んだ教科書には、僕自身がウンザリしてきた。

受講者に向けて書かれていない=何が書いてあるのかさっぱりわからない教科書は嫌い。

よく言われることだけど、『5歳児にもわかるような書き方』が好き。


根本的な本質をわかりやすく説明するのは難しい。

正確に詳しく知っていないと、相手の質問に答えることができない。


『どうにか理解してもらいたい』という熱い想いが必要なのだと思う。

専門用語で煙にまくなんてことはしてはならない。

専門用語を羅列している時点で、何もわかっていないということだから。

深く理解できていれば、相手の状態に合わせて噛み砕いて説明できるはず。


僕は、ヨガレッスンはキャッチボールとよく似ていると感じている。

相手がボールをどこに投げてきてもキャッチする。

そして、相手がキャッチしやすいところに投げる。

そんな、『相手に合わせる』という気持ちが大切だという気がする。


『やさしく、わかりやすく話す』

相手に理解してもらえるように言葉を選び、あるがままをそのまま表現する。


相手から理解してもらえないのではない。

理解してもらえる表現ができていないのだ。

知識をひけらかすように専門用語を使っても、相手に真意は伝わらない。

わかっていない人ほど、多くの言葉を使って相手を説得しようとしてしまう。


難しい言葉を使うほど、自分が言いたいことが曖昧になってしまう。

わかりやすい、やさしい言葉を使うほど、自分の気持ちが明確になる。

僕の流れを組みたい人には、わかりやすい、やさしい言葉を使って欲しい。

僕自身、そう心がけているから。