ぽっこりお腹(筋力低下した腹筋群)、垂れた尻(筋力低下した大臀筋)、反り腰(硬くなった脊柱起立筋・腸腰筋・大腿直筋・大腿筋膜張筋・股関節内転筋群)……下位交差症候群(Lower Crossed Syndrome)の特徴だったりします。お腹まわりのコアの筋肉を使って脊柱を支えることができないため、お腹を前に出してしまいます。
下位交差症候群 |
何が厄介かというと、腰方形筋、梨状筋、ハムストリングス、下腿三頭筋、後脛骨筋が過剰緊張で固まってしまう点です。腹横筋、中臀筋、内側広筋、外側広筋、前脛骨筋、腓骨筋が弱くなっているので、安部塾では、これらの筋肉を大臀筋・腹直筋とともに強化していきます。
2018年の過去記事 → 上位交差反射症候群/下位交差反射症候群について~自力での改善には限界があるようです
ある特定の筋(主動筋)を過剰に使うと、筋の過緊張を起こして短縮傾向になります。過緊張筋の拮抗筋は、弱化して伸長傾向になります。筋の短縮(過緊張)によって筋はその付着部に引き寄せられ、筋の伸長(弱化)によって筋はその付着部から引き伸ばされます。
筋の不均衡を改善させる介入をおこなうことで、主動筋と拮抗筋の長さや強さが均等に近づくと、静止立位姿勢の改善がみられます。
6月の各地のワークショップで、解説いたします。
☆下関ワークショップ
■6月4日(土)
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☆機能運動学大牟田サークル
■6月5日(日)
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☆東京ワークショップ
6月10・11・12日(金・土・日)
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☆新宮校ワークショップ(休日)
6月19日(日)
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☆新宮校ワークショップ(平日)
6月20日(月)
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☆大阪ワークショップ
6月23日(木)
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☆名古屋ワークショップ
6月24日(金)
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☆神戸ワークショップ
6月25日(土)
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