2022年6月19日日曜日

理想的な立ち方(脊柱のカーブが正常で、ゆるくも、きつくもない)。

良い姿勢(〇)と悪い姿勢(×)

 まっすぐに立ったときの理想的なアライメントは、頭~胴~骨盤~足が一列に並んでいて、その位置を保つための筋活動がほんのわずかしか必要ない状態です。関節に不要なストレスがかかっていない、筋肉を使いすぎていないという感じです。耳垂(耳たぶ)、肩峰(肩先中央)、胸郭中央、大転子(大腿骨側面突起)、膝中央直前部位、くるぶし直前部位が垂直線に沿うことになります。

 頭が肩の上にあって、前に突き出ていないこと。肩甲骨が中間位にあって、肩が前に丸まらずにひらいていること。脊柱のカーブが正常で、ゆるくも、きつくもない(生理的なs字曲線を保った弯曲)こと。骨盤が中間位で、前傾も後傾もしていないこと。膝がまっすぐに伸びていて、弓型に反っていないこと(膝の過伸展・反張膝がないこと)。足が中間位で、内側に傾いたり(回内足)、外側に傾いたり(回外足)していないこと。

 姿勢崩壊のよくある原因のひとつは脊柱のある部位の弯曲過剰です。①頸椎の過剰前弯は、あごが前に突き出して、耳たぶが肩と鉛直線より前にズレる『前方頭位(頭部前方位)』の問題と関連していることがあります。②胸部の過剰後弯は、脊柱の伸筋の上部の筋力低下と関連していることがあります。腰椎過剰前弯は、多くの場合で骨盤前傾を伴います。腸腰筋と脊柱の伸筋の下部の柔軟性の低下、腹筋群の筋力の低下がみられることが多いです。

 また、脊柱の正常なカーブをなくす方に努力した結果、頸椎・胸椎・腰椎の弯曲度合いが正常以下になってしまう平背(フラットバック)という機能障害を引き起こしていることもあります。

 理想的な立ち方は健康を増進するだけでなく、その見た目の美しさによるメリットを享受することができます。貧しい立ち方のデメリットは数限りないので、できるだけ早い姿勢改善が望ましいと存じます。

6月のワークショップで解説いたします。

☆新宮校ワークショップ(休日)
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6月20日(月)→ 詳細
 
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6月23日(木)→ 詳細

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