上位交差性症候群(猫背)と下位交差性症候群(反り腰)。
頭部前方位・頸椎過剰前弯・胸椎過剰後弯・腰椎過剰前弯・骨盤前傾 |
頭が前に出て背中が丸まり肩が内巻きになっている状態=猫背。この状態を上位交差性症候群といいます。
①柔軟性が低下している(縮んでいる)筋肉……首の後ろの筋肉と肩の前や胸の筋肉
②筋力が低下している(伸びている)筋肉……首の前の深部の筋肉と背中の筋肉
お腹まわりの筋肉で背骨を支えることができないと、お腹を前に出すことでバランスをとって立ってしまうことになったり、のけぞるようにして座ってしまうことになりがちです。いつも腰の筋肉を過剰に緊張させた状態=反り腰になります。この状態を下位交差性症候群といいます。
①柔軟性が低下している(縮んでいる)筋肉……腰とふとももの前側の筋肉
②筋力が低下している(伸びている)筋肉……お腹とお尻の筋肉
さまざまな運動プログラムが、猫背と反り腰の問題を解消すべく組まれています。仕組みがわかってしまえば難しい問題ではないため、対策は簡単です。
6月の各地のワークショップで解説いたします。
☆東京ワークショップ