2022年6月16日木曜日

体を賢くすることで、自分の可能性をひろげていきましょう。うまくいかない原因は、「体・指先の使い方」が苦手なことにあるかもしれません。

  人生がうまくいかないとき、うまくいかない原因が、「体・指先の使い方」が苦手なことにあることがとても多いと存じます。人生がうまくいかない人にオススメの一冊といえば、この本だと思います。高校生・大学生のためとありますが、全年齢対象でいける内容だと存じます。

発達障害のある高校生・大学生のための上手な体・手指の使い方

上手な体・手指の使い方

 さまざまな活動において、ともに活動に励む友人やバックアップしてくれる家族とのコミュニケーションが必要になります。実は、このコミュニケーション能力をさらに引き出すためには、「体・指先の使い方」も同じくらい重要であることを忘れてはいけません。

 現実生活やさまざまな活動でうまくいかない人、壁にぶつかっている人の中には、うまくいかない原因が、「体・指先の使い方」が苦手なことにあるケースが少なくありません。現実の生活やさまざまな活動は、「できる体」があってはじめて、うまくいきます。その事実を知って、自分の身体の使い方にもっと関心を持つようにしましょう。

 緊張などで指先に過剰な力が入っていたり、肩の脱力ができていなかったりしてすぐ疲れるなど、効率の悪い体の使い方をしていると、「めんどくさい」「もういい」と感じてしまって気力がなくなり、悪循環に陥ってしまいます。

 体の使い方を身につけるにしても、「筋トレをして体力をつける」だけでは、決してできるようにはなりません。能力以上のトレーニングをすれば、かえって無理をして失敗してしまい、自信をなくしてしまいます。レベルアップするためのちょうどよい課題を見つけることが必要です。それにはまず「身体の使い方の仕組み」を知らねばなりません。体の使い方の仕組みがわかれば、なぜできないのかが見えてきます。

 体づくりは、短期間で身につけることは困難です。ひとつひとつコツコツと取り組み、「小さな『できた』」を蓄積していきましょう。知識を豊富にするだけでなく、体を賢くすることは、自分の可能性をひろげることにもつながるのです。

 一緒に、体を賢くしていきましょう!   引用ココマデ

 7月の各地のワークショップで解説いたします。この本を元にまとめた配布資料「上手な体の使い方」と、骨盤中間位にこだわった配布資料「脊柱と骨盤」を用意しております。