2022年6月9日木曜日

伸ばしたい筋肉と反対の作用をもつ筋肉を収縮させることで、伸長ばしたい筋肉を弛緩させる。

 


 ある筋が興奮して収縮すると同時に、その拮抗筋が抑制されるような神経支配を相反神経支配(reciprocal innervation)と呼び、これが合理的な反射運動を生起させる基盤となっています。主働筋が収縮する際、拮抗筋を弛緩させる(収縮させない)信号が出されるというような、互いに拮抗しあう筋の活動を抑制するメカニズムです。相互神経支配ともいいます。

相反神経支配(reciprocal innervation)

 屈筋の張力が増すときには伸筋の張力が減退し、伸筋の張力が増すときには屈筋の張力が減退するというように、ある関節を動かす拮抗筋 (相反する働きをする筋) の一組については、協調的な神経支配が行われています。ある関節で屈筋の収縮により屈曲するとき,その拮抗筋である伸筋は抑制され弛緩します。逆に伸筋が収縮するときは屈筋が抑制され弛緩します。


 ダイナミックストレッチは、伸長させたい筋肉と反対の作用をもつ筋肉を収縮させます。反対の作用をもつ筋肉を収縮させることで、伸長させたい筋肉が弛緩していきます。弛緩した後に、対象とする筋肉を伸長させます。筋肉の収縮と伸張を繰り返して、対象とする筋肉をストレッチしていきます。

6月のワークショップで解説いたします。

☆東京ワークショップ
6月10・11・12日(金・土・日)→ 詳細

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6月20日(月)→ 詳細
 
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