2020年1月9日木曜日

やわらかくしたい筋肉の拮抗筋を意識的に収縮させて関節運動をおこなうダイナミック(動的)ストレッチング

今月は、ダイナミック(動的)ストレッチングをやっています。やわらかくしたい筋肉の拮抗筋を意識的に収縮させて関節運動をおこなうことで、筋群間の協調性を高めることができます。結果的に、その動きに特異的な柔軟性が向上し、関節の動きが美しく滑らかになります。

よく知られているのは、以下のパターンです。

①カリオカ~体は正面に向けたまま、脚をクロスさせて横に移動。
②シングルレッグウォーク~一歩踏み出して上体を倒し、片脚を後方に上げる。
③ウォーキング・ランジ~一歩踏み出し、ひざを曲げ腰を落とす。
④ウォーキング・ランジ+上体ひねり~上体を踏み出した脚側にひねる動きを加える
⑤リバース・ウォーキング・ランジ~後ろ向きに一歩踏み出し、ひざを曲げ腰を落とす。
⑥かかと歩き
⑦つま先歩き
⑧つま先タッチ~歩きながら足を伸ばし、つま先を手でタッチ。
⑨ひざ抱え
⑩脚上げ~ひざを曲げずに脚を上げる。
⑪かかと尻つけ
⑫アンダー・ザ・フェンス~横に脚をひろげ、ひろげた脚の方にしゃがみながら体を起こす。
⑬脚振り~脚を左右に振る。

ついつい得意な動きばかりをやってしまいがちですが、偏った部分だけのダイナミックストレッチングは、動作の歪みの元凶となります。バランスを考えながら左右のストレッチングをおこない、全身をくまなく動かすことが大切です。動きが雑な人は、過度な反動を使ってしまいがちですが、関節機能が著しく低下してしまうのでおすすめできません。関節可動域自慢のように、競争意識を高めておこなうのもよくありません。

ダイナミック(動的)ストレッチングは、やり方を覚えるというより、『考え方』を理解した方が効果をあげやすいと思います。活動的(アクティブ)な練習になので、気分的にもアガります。

1月13日(月・祝)に、新宮校で『ダイナミック(動的)ストレッチング集中講座』を開催することにしました。
→ 新宮校集中講座『ダイナミック(動的)ストレッチング』

各地の集中講座でも、ダイナミック(動的)ストレッチングの解説をする予定です。御参加、お待ちしております。

☆東京集中講座
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■1月17・18・19日(金・土・日)

☆大阪集中講座
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■1月23日(木)

☆神戸集中講座
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■1月25日(土)

機能運動学大牟田サークル
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■1月12日(日)