2020年11月2日月曜日

私の肋骨まわりのやわらかさ~肋骨の動きは脊椎の動き

 10月の大阪・名古屋・神戸の集中講座で、呼吸しているときの私の上部肋骨の動きを理解してもらうために、肩関節下の脇の部分に手を当てて観察してもらいました。本来は動きを感じてもらうためのものでしたが、ほとんどの人の感想は「やわらかい」というものでした。逆に言えば、ほとんどの人の肋骨は硬いということなのだと思います。

肋骨の動きは脊椎の動きです。肋骨まわりがやわらかいということは、脊柱のまわりもやわらかいということになります。脊柱まわりがコリ固まったとき、ついつい手技のみで何とかしようとしてしまいがちですが、現実的には呼吸を改善しない限り、コリ固まりから解放されることはないと思います。

吸う・吐く

首を固めないように解放して自然に呼吸できている人は、脊柱と肋骨まわりの筋肉を呼吸の力でほぐすことができます。11月も、呼吸の解説をしていきたいと思います。

11月7日(土)下関集中講座

11月8日(日)機能運動学大牟田サークル