2020年11月19日木曜日

安部塾呼吸技法『息吹(いぶき)』を再編しております。頭と背中と腰の関係をよくすることで、呼吸が整います。

 12月より、安部塾呼吸技法『息吹(いぶき)』の伝授に力を入れることにいたしました。

呼吸と肋骨・横隔膜

呼吸と横隔膜

肺の位置イメージ

人は、完全に呼吸ができなかったら死んでしまいます。死なない程度にしか呼吸ができなかったら、さまざまな活動能力を失ってしまいます。正しく呼吸ができたとき、本来の能力を発揮させることができます。

首と肩を緊張させて固めた浅い呼吸では、「とりあえずどうにか生きることができている」という状態でしかないのではないかと思います。脇と背中を使った深い呼吸ができれば、ちゃんと生きていくことができると考えております。

直接的な方法で呼吸を変化させようとするやり方は、よくない結果につながると思います。間違ったことをやめることで身体各部の完全な調和を取り戻すことが大切だと考えます。安部塾では、呼吸は良い姿勢につき従う動きであると考え、意識で息を直接的に統制し続けようとはしません。間違いを認めて改めれば、正しい呼吸が自然と立ちあがるからです。

良い呼吸は、コア(中心)である『頭と背中と腰の関係』が良くなった二次的な結果として生じるものだとしております。

手足・腕脚をバタバタと振りまわしても、思うような効果を得ることはできません。まずは姿勢と呼吸を整えることが大切だと思います。頭と背中と腰の関係を良くすることに集中して、それができてから枝葉末節の動きをやっていきます。頭を正しい位置にもっていけるようになることを最優先にしていきたいと考えております。

12月前に、以下の集中講座で『良い姿勢が正しい呼吸を生む』というテーマで解説いたします。御参加、お待ちしております。

11月26日(木)大阪集中講座 → 詳細

11月27日(金)名古屋集中講座 → 詳細

11月28日(土)神戸集中講座 → 詳細

11月29日(日)新宮校集中講座 → 詳細