2020年11月29日日曜日

「あごを引く」と姿勢がよくなります。

 頭蓋は、主に脳を容れる部分である脳頭蓋(神経頭蓋)と、主に顔面を構成する顔面頭蓋(内臓頭蓋)に分けられます。

脳頭蓋と顔面頭蓋

人類の特徴として、顔面頭蓋に比べて脳頭蓋が大きいことがあげられます。他の動物に比べ、大脳が発達しているためです。
猿と人の頭蓋

安部塾では、「顔面頭蓋は、上あご+下あご」と考えております。なので、あごを引くイメージは下図のようになります。

あごを引く

回転軸は環椎後頭関節となります。耳の穴の前上方に頭部重心がくるため、自然とうなずき運動が起きます。

うなずき運動

なので、脊柱が長く伸びて、姿勢がよくなります。

あごを引くと姿勢がよくなる

本日の新宮校集中講座、12月5日(土)の下関集中講座、6日(日)の大牟田機能運動学サークルにて詳しく解説いたします。