2020年10月7日水曜日

お腹と腰の力を抜いて横隔膜を解放し、深層筋を覚醒させる足首の使い方。

 りきみがある(表層筋の緊張が強い)と、横隔膜の動きが制限され深層筋が作動しにくくなってしまいます。安部塾では「脚の解放」をおこなうことで、脚の胴体への接続を改善して横隔膜の動きを制限する表層筋の緊張を抜きます。本日のモデルも王丹先生。

お腹と腰の力を抜いて横隔膜を解放する足首の使い方

細かい注意事項やフォームは実際に指導を受けないと理解ができないかと思いますが、勘が良い人であれば感覚的に呼吸が楽になることがわかるはずです。典型的なダメな例としては、「足がつる」という展開があります。表層筋の緊張を抜くための動きで表層筋を使ってしまうという問題外な身体感覚となります。中心軸に向かって手足・腕脚がめり込んでいるように見える人たち全般によく見られます。「手足が短い」という印象の人たちは、腕脚の胴体への接続に問題があることが多いようです。

この動きの練習は、呼吸の質を高めてくれます。そして、抗重力筋の機能をじゅうぶんに発揮するための下地をつくってくれます。