昨日、某所で「肥満」についての意見を求められました。「肥満とは、自分の体脂肪量を自分で操作することができなくなった状態」だと考えている旨を、お伝えいたしました。肝臓先生のツイートを読んでいただければ、私の言いたいことは伝わるかと思います。
現在、私の身体で実験しておりますが、ツイキャスでおわかりのように無駄肉が削ぎ落されていっております。ウエストサイズの激細化は、私自身にとっても面白い結果となりました。今回の実験で、特に効果が高いと感じているのが、果糖を避けるということ。過剰な果糖の代謝で肝臓を疲弊させないことのメリットを実感しております。糖尿病になっていない肥満の方へ
— 尾形 哲 肝臓先生『脂肪肝 治せますか?』 (@ogatas0520) August 17, 2020
① 科学的に効果が認められている
② 無理なく続けられる
③ 食材や方法が安価
な方法を優先!
① 飲み物はお茶か水
② 間食をやめて主食を半分にする
③ 緑黄色野菜を倍にする
スマート外来では
上記の実践で8割以上の方が
3ヶ月5キロ減達成します#ダイエット
#テレビ信州 の
— 尾形 哲 肝臓先生『脂肪肝 治せますか?』 (@ogatas0520) June 20, 2020
昼帯健康番組
原稿を提出したら#ダメ出し を受けた
スライドがコレ#脂肪肝 を治したい方が
飲んではいけないもの
テレビ 雑誌 健康本
ほとんど取り上げない
知らない者は
知らずに飲んで
病気になっていく
大切なひとのために
RT熱望 pic.twitter.com/y5dwgsakYt
データ的には、2時間程度の運動をしている人は、多少の果糖の摂取は問題ないようです。お米も、運動量に応じて充分な量の摂取が可能です。問題は、すでに肥満状態にある場合、脂肪細胞が引き起こす「もっと喰え」という化学反応が、大脳の理性の力を凌駕してしまうということです。入院して徹底管理してもらうと、多くの方々に効果が見られるのが確認されております。
ただ体重を減らした場合、骨格筋の筋量が減ってしまうため、代謝の改善が見られません。体感的には「身体がどんよりと重く感じる」ようになり、活動量が減ります。体重を落とすのではなく、筋量を増やして脂肪が減った場合、代謝が改善して血糖値・肝機能ともに改善しやすくなります。体感的には「とても身体が軽く感じる」ようになり、活動量が増えます。減量と筋肉増強はワンセットと考えていいかと思います。
といって、特別な道具は特に必要なく、マットエクササイズ程度の自重筋力トレーニングで充分です。鍵となるのは、「本気で自分を変える」と決めたら、すべての退路を断つことです。そして、「私はできる子」と、自分の制御能力を信じること。いま現在、ありとあらゆる判断を間違ってえらいことになっている場合、これまでの自分の考え方を手放し、エビデンスのある情報に基づいて考えるようにしていく必要があるように思います。
昨日も書きましたが、自分を変えていくというのは容易なことではありません。ただ、一度でいいのできちんと自分を変えることができれば、あとは勢いがついて自分で自分の身体を制御することができます。ドミノの1個目を正しく倒すことが大切だと思います。