2018年8月22日水曜日

トリガーポイントと虚血圧迫テクニック~心地良さの先にあるもの

9月の集中講座に向け、トリガーポイントについてまとめています。

トリガーポイントと虚血圧迫テクニック

私の身体操作活動の原点であり、ボディワーカーとしての私の基礎でもあります。

すべてはトリガーポイントへの興味から始まり、33年間にもわたって研究してきました。

最近は運動による改善がほとんどですが、圧迫による改善の心地良さには及びません。

熟練した手技を駆使できる術者に解放してもらう快感は、生きる喜びすら感じさせます。


あまりに心地良すぎて、術者に対する過度の依存を引き起こしやすいのが問題ですが。


私見として、術者の肉体は「人体として最高レベルの触感を誇る状態」である必要があると考えています。

自らがトリガーポイントまみれの状態で他者に触れたところで、暴力行為にしかならないとからです。

私が行き着いた結論は、「日常におけるすべての所作が美しいこと」です。

衝突を繰り返すような動きをしているようでは、本当の意味でのトリガーポイントの解放ができません。


世界と衝突を繰り返す動きをしている人は、対人関係においても衝突を繰り返します。

筋肉の過剰緊張の根源は、対人関係における緊張状態からくるストレスです。

そこから、上の画像にある筋肉の異常収縮が始まります。

円の動き・らせんの動きだけが、人間関係のストレスを緩和できます。


ちょうど、関節のストレスを、円の動き・らせんの動きだけが緩和できるように。


しかし、伝えたい量が膨大過ぎて、まとめるのが無理ゲーです(笑)。


参考書籍はこちら。

ビジュアルでわかるトリガーポイント治療

読み解く力がある人なら、私から習わなくても、この本熟読で行けるレベルです。

購入をお奨めいたします。