お盆集中講座 201700813 |
内容は、「正しい静止姿勢」です。
正しい静止姿勢は、「正しく見る」ことで、上からつくられます。
まっすぐ前を見ないと、正しい静止姿勢はつくれません。
正しく見ないで身体を動かせば、待っているのは破滅です。
人は、見ている方向に進んでしまうからです。
正しく見るということは、正しい見解につながります。
仏教でいう「正見」です。
私たちは、瞬間瞬間変化しています。
無常=変化していくということこそ、「存在する=生きる」ということです。
変化を停止するということは、「死」を意味します。
無常を認めることが、正しい見解ということになります。
「変化していくことができる」ことを認めないと、正しい静止姿勢をとることができません。
姿勢が崩れている人たちは、自分が変わっていくことを拒みます。
姿勢を直すという行為は、自分を変えるということですから。
姿勢が崩れている人たちは、姿勢を崩したくてそうしているのです。
というような気持ちを込めて、正しい静止姿勢の解説をしました。
参加した人たちが真っ直ぐになっていくのを、嬉しく思いました。
講座終了後、中打ち上げをしました。
安部塾史上、最も深いおしゃべりだったと思います。
現在の安部塾が抱える様々な問題点と、その解消に向けた対策などなど。
「そうしたいから、そうしている」という考え方の再確認でした。
安部塾の基本姿勢が、「変化すること」であることの再確認もできました。
今日のお盆集中講座は、コアスタビリティ=自分の芯の安定がテーマです。
「自分の中心」と「変化」のお話を交えながら、正しい動きについての解説をします。