2017年8月14日月曜日

「正しい静止姿勢」は、「正しく見る」ことでつくられます~変化していく~「そうしたいから、そうしている」

昨日、お盆集中講座を折り返しました。

お盆集中講座 201700813

内容は、「正しい静止姿勢」です。

正しい静止姿勢は、「正しく見る」ことで、上からつくられます。

まっすぐ前を見ないと、正しい静止姿勢はつくれません。

正しく見ないで身体を動かせば、待っているのは破滅です。


人は、見ている方向に進んでしまうからです。


正しく見るということは、正しい見解につながります。

仏教でいう「正見」です。


私たちは、瞬間瞬間変化しています。

無常=変化していくということこそ、「存在する=生きる」ということです。

変化を停止するということは、「死」を意味します。

無常を認めることが、正しい見解ということになります。


「変化していくことができる」ことを認めないと、正しい静止姿勢をとることができません。

姿勢が崩れている人たちは、自分が変わっていくことを拒みます。

姿勢を直すという行為は、自分を変えるということですから。

姿勢が崩れている人たちは、姿勢を崩したくてそうしているのです。


というような気持ちを込めて、正しい静止姿勢の解説をしました。

参加した人たちが真っ直ぐになっていくのを、嬉しく思いました。


講座終了後、中打ち上げをしました。

安部塾史上、最も深いおしゃべりだったと思います。

現在の安部塾が抱える様々な問題点と、その解消に向けた対策などなど。

「そうしたいから、そうしている」という考え方の再確認でした。


安部塾の基本姿勢が、「変化すること」であることの再確認もできました。


今日のお盆集中講座は、コアスタビリティ=自分の芯の安定がテーマです。

「自分の中心」と「変化」のお話を交えながら、正しい動きについての解説をします。