2019年6月21日金曜日

背中を反らす~バックエクステンションとバックベンドの違い~吐いて反るか、吸って反るか。

ハイパーエクステンションと、うつぶせのバックベンド

一見、同じに見える『反り(伸展)』だが、安部塾においては意味はかなり違う。

extensionとは、『伸長、拡張、延長、伸張』。

bendとは、『曲げる、曲げ戻す、折り曲げる、折る』。


バックエクステンション。

https://doctorlib.info/yoga/pilates/5.html

うつぶせのバックベンド(コブラのポーズ~Bhujangasana)

https://yogaanatomy.net/bhujangasana/

安部塾におけるバックエクステンションは、いわゆる『気をつけ(attention)』だ。

バックベンド(後屈)は、文字通り『後方に曲げる』である。


バッタのポーズ(Salabhasana)は、どちらの感覚でもやれると考えている。

https://yogaanatomy.net/salabhasana/
安部塾では、バックエクステンション系のテクニックを多用する。

姿勢の改善においては、その方が効果的だと考えている。

バックベンドは見た目が派手でアピール力がある。

安部塾は地味練を旨とするので、淡々とバックエクステンションにハゲむ。


同じように、ペルビックカール(Pelvic Curl~骨盤を巻く・丸める)と、半分の橋のポーズ(Setu Bandhasana)も、とらえている。

ペルビックカール
https://doctorlib.info/yoga/pilates/5.html
半分の橋のポーズ
https://yogaanatomy.net/dwipada-pitham/

すぐにわかる違いは呼吸。

吐いて反るか、吸って反るか。

見た目はよく似ていても、身体の使い方がまるで違う。

当然、得られる効果も違ってくる。


今日の新宮校レッスンと塾生講座、6月22日(土)の神戸集中講座、27日(木)の大阪集中講座で、このあたりの違いについて解説する予定。

お楽しみに