脳の機能を最適化するためには、呼吸と身体を中間位(ニュートラルポジション)にもってくる必要があります。
思考・感情の癖=呼吸の癖=身体の使い方の癖だということです。
感覚的には、呼吸と感情が安定している位置。
それが「中立位(ニュートラルポジション)」です。
中心をはずして偏れば、人はみな崩壊します。
フットプリント一枚とれば、自分がどれだけ偏っているのか確認できます。
偏った身体・偏った呼吸・偏った脳機能で思いつくことは、崩壊ネタばかりです。
自分に有利な判断をしていくためにも、中立位に自分を置いておくことが大切なのです。
ワコールのサイトより(笑)。
→ 呼吸が深く、ウエストが細く?! 胸郭の「歪み」対策法公開。【ワコール ボディブック】
心身の健康と美しさに不可欠な、深い呼吸。そのためには、呼吸活動の7割を担う横隔膜を包んでいる「胸郭」がニュートラルな状態であることが必須。ところが、ほとんどの人の胸郭には大なり小なり歪みが…?! そこで今回は、胸郭をニュートラルポジションへと近づける秘策を大公開!今すぐできて、呼吸が深くなるのを即実感。しかも同時にウエストラインがすっきりし、それにより筋肉が機能しやすくなって呼吸がさらに深くなるという、うれしいスパイラルが!
引用ここまで
いい文章ですねw
息を吐くと、胸椎部は屈曲しながら、胸郭はとじてさがります。
なので、息を吐いて胸椎部の屈曲を促します。
息を吸うと、胸椎部は伸展しながら、胸郭は横にひらきあがります。
なので、息を吸って腰椎の伸展を促します。
腰椎を安定させたいとき、腹部の収縮を維持します。
そのために、脊柱を伸展するとき、息を吐くことがあります。
胸椎部を屈曲するとき、胸郭を骨盤前面に向かって滑りおろします。
胸椎部を伸展するとき、胸郭をひらきます。
腹部は締めたままです(脊柱安定性の確保)。
身体操作の基本は、方法論や流派を問わず共通です。
目的が違うので、違って見えるだけです。
正解か不正解かは、実践者の思考・感情・呼吸が中立位にあるかどうかでわかります。
偏っていたら不正解です。
正確な呼吸と正確な身体操作。
迷わずに中間位を求めましょう。