8月の安部塾ワークショップは、ミニバンドチューブを使ったエクササイズの解説をします。
定番の、かかと引きによるふくらはぎほぐし。
かかと引き
これまた定番の、お尻の安定筋のエクササイズ。ミニバンドチューブ |
トレーングチューブは安全で効果が高く、継続しやすいので人気があります。機能解剖的な理解を深め、フォーム(型)を守って実施すると、驚くほど動きが改善します。制御できる関節可動域がひろくなり、身体全体のバランスが整ってきます。
「主動筋が収縮するときに、拮抗筋は弛緩される」というメカニズムを相反抑制(相反性抑制、相反性神経支配)といいます。主動筋とは、文字通り「主に働く筋肉」、拮抗筋とは、関節の動きに対して反対の動きをする筋肉です。
ある筋肉を伸ばして緊張をゆるめたいときは、反対の動きをしている筋肉を緊張させれば良いということになります。ミニバンドチューブを反対の動きをしている筋肉を緊張させることに使うことで、目的とする筋肉を効率的に緩めることができます。