12月の各講座で、肋骨の動きについて解説をしております。
ポンプ&バケツハンドルアクション |
肋骨の動き |
昨夜のツイキャスの解説と合わせると、なんとなく理解できるかと思います。
息を吸うと肋骨が上方回旋します。そのエネルギーは肋軟骨にたまります。吐くときにエネルギーが解放され、肋骨が元の位置に戻ります。ねじったゴムが戻るときのようなイメージです。肺の弾性と肋軟骨の弾性で、自然に息を吐くことができます。
姿勢が悪いと肋骨が回旋しなくなるため、肋軟骨の弾性がなくなります。結果、肋軟骨にエネルギーをためることができなくなり、深い呼吸をすることができなくなっていきます。加齢による肋軟骨石灰化が進むと、呼吸が浅くなるという説もあります。肋軟骨の弾力が失われると、背中を反らせたり横に曲げたりねじったりしにくくなります。
安部塾では、肋骨の回旋による呼吸の練習をします。本来の肋骨の動きを取り戻すことが大切であると考えております。12月18日(金)の新宮校集中講座で解説予定です。