2016年8月3日水曜日

魚の側線とコミュニケーション

魚の動きを学びに、唐津に行ってきました。

マリンパル呼子のジーラの船底からの観察です。

魚の側線の働き~瞬間コミュニケーション

いつも塾生講座で話しているシンクロの決定的瞬間ですね。

出遅れている魚も、ちゃんと録れました。


魚の群舞を眺めていたら、このイメージが。

スイミー
そしてこの名曲。



安部塾誕生のきっかけになった曲です。

「塾生たちと一緒ならどこまでも行ける!!」

そんな気持ちで立ち上げたのを思い出しました。

この歌詞をヘビロテしてましたからね。

【歌詞】

俺らはスイミースイミースイミー
弱い魚だから
スイミースイミースイミー
一緒なら空を飛べる
さぁ行こうぜ 底辺から空へ

どんだけ努力をしたって
どんだけ工作したって
有名Pには敵いやしない

それでも手を伸ばすんだ
高く高くの星を目指して

俺らはスイミースイミースイミー
弱い魚だから
スイミースイミースイミー
一緒なら空を飛べる
さぁ行こうぜ 底辺から空へ

化粧落としてくる

どんだけ宣伝したって
どんだけ自演をしたって
有名Pには及びやしない

それでもあきらめないぜ
遠く遠くの星のかなたへ

俺らはスイミースイミースイミー
一人じゃ非力でも
スイミースイミースイミー
一緒なら月に行ける
さぁ行こうぜ 底辺から空へ

化粧落としてくる

たとえ一人になったとしても
俺らはちゃんと覚えてる
お前らと一緒に作った
この曲を

俺らはスイミースイミースイミー
一人じゃないんだぜ
スイミースイミースイミー
一緒なら空を飛べる
さぁ行こうぜ 底辺から空へ

化粧落としちゃった☆

※歌詞の「化粧落としてくる」というのは、2chで使われていたスラングで、「ちょっと席を外す」という意味。

歌詞ココマデ


で、この記事を読んでみてください。

結構間違って解釈されている、絵本『スイミー』の話。絵本の本当に伝えたい事をわかるには…?

スイミーは

一人ぼっちになって
初めて海という世界を
自分の目で観察し、

海がどんなに面白く
どんな美しい世界かに気づき、

自分という存在にも
気づいて行きます。

つまり孤独の中で
自分とは何かを意識し、
自己認識を深めていく
お話なのです。


そして、そのうえで
小さな赤い魚の仲間にであう…
という展開なのです。

実際、
作者レオ・レオニも
インタビューでそのように
語っています。

スイミーはその惨事の中でも生きのこります。苦しんだがゆえに、スイミーはじょじょに、人生の美しさに気がつくようになります。このところは私にとっては、とても重要なことなのです。スイミーははじめはさみしがっていますが、やがて人生を詩的なものとしてながめるようになったことから、生命力と熱意をとりもどし、ついには岩かげにかくれていた小さな魚の群れを見つけだします。

スイミーは
自己認識からもたらされる
人生の美しさの気付きを描いた
絵本とでもいえるのでしょう。

引用ココマデ


安部塾に継続して通えている塾生たちはみな、孤独の中で自分とは何かということと向き合ってきたと思います。

屈託のない笑顔は、自分を認めたことで気づいた『生きるということの美しさの実感』がもたらしてくれたものだと思います。


そんなことを、お魚たちを見ながら感じていました。

側線~コミュニケーション

これからも、塾生たちと一緒にいろいろ行きます。

そして、生きることの美しさを、ともに味わいます。