動画の後半で、上腕外旋・前腕回内の動作が連続しています。
ここ最近の、講座内容につながっていて、ちょっと楽しくなりました。
昨日の塾生講座で、趾(足ゆび)がくっついて動かなくなると、胸鎖乳突筋が使えなくなるお話をしました。
第5中足骨を操作すると、小趾(足の小ゆび)がひらくようになります。
足の内返しと外返しのときに第1中足骨を操作すると、母趾(足の親ゆび)がひらきます。
それから立ち上がって首の状態を確認すると、改善しているのがわかります。
足首が捻挫状態になると胸鎖乳突筋が過緊張状態になることは、よく知られています。
逆に、感情ストレスで横隔膜と胸鎖乳突筋が緊張しすぎると、足首が不安定になります。
まあ、アナトミートレインの読者なら常識ですね。
ラテラルライン(アナトミートレインより) |
ラテラルラインは足の内側と外側から始まり、
くるぶしの後ろを通って、腓骨に沿って足を上がり、
大腿部の外側の腸脛靱帯を通って、
ウェスト部分では腹筋が交差し、
肋骨のところでは肋間筋、
首では板状筋と胸鎖乳突筋が交差して、
全体が身体の外側を覆うカゴのようになっています。
(アナトミートレインより)
ラテラルライン(アナトミートレインより) |
言うまでもありませんが、腓骨筋は『捻挫防止筋』ですからね。
ついでに、もう少し、画像を紹介します。
スパイラルライン(アナトミートレインより) |
アナトミートレインより |