2023年4月4日火曜日

この世のありとあらゆる手技は、腱以上に筋力を関節に伝え、全身の運動を生み出し、目の網膜以上に感覚に富んだセンサー、膜(Fascia)にアプローチしているのだ。

  ゴールデンウイーク~5月の安部塾は、この本を解説したいと思います。最近、各所で話題になっていたので購入したのですが、「この価格でこの内容!」と、驚きました。ピラティスやってる方にも、超絶おすすめです。

図解 経絡と解剖学 吉田 啓 中外医学社

 現代の知見では、筋肉は単に運動器というだけでなく、体液循環の動力、代謝と体熱の産生、さらには免疫機能にも関与していると考えられている。これを中医学的に捉えれば、経筋は『気機』を整え、さらには温煦作用や防衛作用の盛衰にも影響を与えるということだ。

 また近年、特に徒手療法の世界では筋膜を包む膜、Fascia(ファシア/膜)に注目が集まっている。Fasciaとは筋膜のみならず腱、関節包、靱帯、さらには骨膜、硬膜、神経終膜、心膜や胸膜などの「人体のあらゆるものを包み、分け、連続する結合組織系の軟部組織成分の総称」だが、この膜は単なる包みではなく、腱以上に筋力を関節に伝え、全身の運動を生み出し、目の網膜以上に感覚に富んだセンサーであることが明らかになってきた。

 鍼灸はもちろん、この世のありとあらゆる手技は、Fasciaにアプローチしているのだ。

 図解 経絡と解剖学 吉田 啓 中外医学社 15Pより 引用ここまで

 4月のワークショップで解説します。

☆東京ワークショップ

4月7・8・9 日(金・土・日)→ 詳細  

 

☆新宮校ワークショップ(平日全日)

4月17日(月) → 詳細


☆大阪ワークショップ

4月20日(木)→ 詳細

 

☆名古屋ワークショップ

4月21日(金)→ 詳細

 

☆神戸ワークショップ

4月22日(土)→ 詳細

 

新宮校ワークショップ(休日)

4月23日(日)→ 詳細