2023年4月12日水曜日

安定した姿勢を保つことができ、スムーズな運動を維持することができている人が、夢を叶えていける理由。自分が好きなことを追求していくと、点と点から線につながる。

 脳幹網様体の機能は、「脳は、関心事に対して情報を集めるのに鋭敏になる」というものです。日々の情報の中から、自分が価値を見出しているものに関する情報を自動的に取捨選択して収集し、意識に伝達します。

 このとき、肯定的な関心事ばかりでなく、否定的な関心事も、自動的に収集してしまいます。つまり、目的もなく(最終的な目標)について考えることなく過ごしていると、「嫌なの関心事」「避けたい感心事」のほうが明確になってきます。

 自分にとって価値のある目的がはっきりしていて、「なりたい自分」のイメージが具現化され、肯定的な関心事の情報を収集し始めます。対して、自分にとって価値のある目的がはっきりしていないと、「なりたくない自分」のイメージが具現化され、不定的な情報を収集し始めます。「なりたい自分」になっていくのか、「なりたくない自分」になっていくのか、明暗がはっきりとわかれます。

 少し世の中を冷静に観察してみればすぐにわかるのですが、たいして努力していないのに
うまく結果を出せる人たちがいます。自分にとって望ましい状態(何が欲しくてどうなりたいか)が明確なので、実現につながる情報が無駄なく収集されるため、良き出会いと機会に恵まれていきます。また、相手の話に耳を傾けることができ、さらに多くのチャンスに恵まれていきます。

 脳幹網様体には、運動調節(筋の緊張・姿勢や運動に関するニューロンの連絡統合を行う)機能が、小脳には、運動する際に筋力の微妙な調節を行ったり、筋力のバランスを保持する機能があります。安定した姿勢を保つことができ、スムーズな運動を維持することができている人が夢を叶えていけるのは、自分にとって望ましい状態(何が欲しくてどうなりたいか)が明確であり、脳幹網様体と小脳が機能しているからだと考えております。

脳幹の機能|神経系の機能 | 看護roo![カンゴルー] より

脳幹網様体〔 reticular formation 〕

脳幹には、神経線維が網の目のように張り巡らされ、その間に神経細胞が豊富に分布している。この放射状に分布している神経系を脳幹網様体という。

脳幹網様体の主な役割は、①運動調節(筋の緊張・姿勢や運動に関するニューロンの連絡統合を行う)、②意識の保持(網様体には、身体全体から感覚情報、運動皮質からの運動情報などさまざまな情報が送られてくる。

これらの情報に基づいて意識下の活動が制御される)である。脳幹網様体は、種々の感覚刺激を受けるとともに、これから視床を経て大脳皮質にインパルス(活動電位)を送り、それを賦活(ふかつ)している。これを上行性網様賦活系という。

すなわち、上行性の活性化インパルスを送り出し、覚醒状態を維持している。

脳幹網様体( reticular formation )

小脳

小脳(cerebellum)は、後頭葉の尾側に位置し、脳幹と連絡している。小脳を全部取り去っても命に別状はなく、感覚も知能にも障害が起こらない。生命に不可欠な部分ではないが、平衡機能、姿勢反射、随意運動などの調節を受けもっている。

運動する際に筋力の微妙な調節を行ったり、筋力のバランスを保持するように働き、スムーズな運動や安定した姿勢を保つのは小脳の働きによる。

小脳(cerebellum)
引用ここまで