8月集中講座 教科書 |
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「機能解剖学的に正しい姿勢や動作は、美術解剖学的に美しい」をテーマに、基本的な身体の使い方を解説いたします。「形態は機能に従う」という言葉は、19世紀の生物学から生まれたとされており、生物が生涯の間に身につけた形質(獲得形質)が子孫に伝わるとした説がその源流とされます。人間界においても、機能的な姿勢と動作を獲得している方々は美しく健康的な身体をつくりあげておられます。
19世紀、アメリカのホレーショ・グリーノウ(彫刻家)は「美は機能の約束である」としました。美しさは、機能の純粋さに因るものであり、「機能」と「美」は排他的な関係ではありません。無駄のない形態や構造を追求する結果として、自然にあらわれてくる美しさを「機能美」といいます。「機能」と「美」のバランスがとれた状態です。8月からの安部塾は、「機能美」を追求してまいります。
8月1日(土)の下関集中講座では、先行公開版の「機能解剖学的に正しい姿勢や動作は、美術解剖学的に美しい」をテーマとした講座を開催いたします。詳細案内ができ次第、御案内いたします。
8月2日(日)の大牟田機能運動学サークルでは、①開放運動連鎖と閉鎖運動連鎖②下行性運動連鎖と上行性運動連鎖③呼吸と運動④フットプリントから運動内容を考える⑤コントラポストについて解説いたします。7月に開催した新宮校集中講座「運動連鎖」の集大成となります。
御参加、お待ちしております。