腕の伸展連鎖と屈曲連鎖 阿多山神の舞 |
筋肉連鎖的に自然な動きなので、見た目にとても美しく見えます。
安部塾身体操作技法IBUKI2017で解説しました。
脚も、伸展連鎖と屈曲連鎖で動かします。
原理原則を守っていれば、その動きのすべてが舞になります。
よくある質問なのですが、舞と踊りはどう違うのでしょうか?
■舞
・水平~横方向の動き(まわる)
・単独で舞うのが基本
・心が先に動く感じ
・静的。すり足で滑る~旋回する
・手と腕と上半身の動きを重視する
■踊り
・垂直~縦方向(跳ねる)
・集団で踊るのが基本
・身体が先に動く感じ(リズムに合わせる)
・動的。足で飛び跳ねる~跳躍する
・足と脚と下半身の動きを重視する
舞
「踊り」がおどりあがるというようなリズムに乗った跳躍の動作を主体とするのに対して,「舞」は旋回の動作を基本とする。
元来「舞」は,地面または床から足を上げることが少く,テンポは比較的ゆるく,その場を回る,あるいはめぐる動作を主とする。
「舞」は「まわる」の意で、元来は地をするような足づかいで巡り回る旋回動作をいい、跳躍動作をさす「踊り」と区別される。
踊り(跳躍運動)と区別される舞踊表現。マウ,マワル動作を表す語で,モトオルという語義にも近く,ある中心をなすもののマワリをマワルこと,旋回運動を意味する。
本来は,神の依代(よりしろ)や神座(かみくら)を中心として,その周囲を繰り返し回りながら神がかりする,呪術宗教的な行動を意味した。。
引用ここまで
心が先~気持ちが先に動く人の動きは舞です。
体が先~気持ちが後で動く人の動きは踊りです。
安部塾の動きは、心・気持ちが先に動きます。
静止姿勢も、不動の舞~心の舞という高度な舞なのです。