2015年12月27日日曜日

感情の動きと筋肉・関節の動きを、分けて考えるのはナンセンスですよ。

走る~筋肉と骨格


今年は、忘れたくない素敵な1年でした。

なので、忘年会をしませんでした。

支援してくれたみなさま。

ほんとに、ありがとうございました。


今年の後半、塾生たちに共通の心境の変化が起きました。

「もう自分を安売りしない!」

ほぼ同じタイミングで、そう宣言する塾生が相次ぎました。

人間関係が良くなると同時に、体調も良くなっていきました。


それはそうでしょう。

自分を安売りすることは、自分の筋肉・関節の動きを封印することそのものです。

「我慢して良くなる人間関係なんて、この銀河宇宙には存在しませんよ」

僕はいつもそうお話ししています。


身体操作を学ぶということは、自分の感情を認めるということです。

最近の眼球ネタも、「目は口ほどにものを言い」という視点で考えると面白いです。

喜怒哀楽の感情を最も顕著に表すのは目です。

目つきから相手の感情がわかるということは、筋肉・感情の状態もわかるということです。


感情の解放と筋肉・関節の解放は同時に起こります。

その意味を魂で理解できている人たちは、アイックスさんで検眼を受けました。

僕はあえて命令形で言いました。

「1秒でも早く、検眼を受けなさい」と。


で、ツアイスのレンズを装着した人は気づいたはずです。

首の解放と同時に、感情が解放されたことに。

いえ、ほんとはそうではありませんね。

検眼に行くと決めた時点で、すでに感情も筋肉・関節も解放されていたのです。


自分を安売りしている人は、検眼そのものを否定していたように思います。

自分を安売りしていると、他人を安く買おうとしてしまいがちです。


自分や他人に対する基本的な心の態度は4つあります。

■I am OK ,You are OK
=自分を信じ、他人も信じられる態度

■I am OK ,You are not OK
=自分は信じるが、他人は信じられない態度

■I am not OK ,You are OK
=自分は信じられないが、他人は信じる態度

■I am not OK ,You are not OK
=自分も他人も信じられない態度


言うまでもなく、自分を信じ、他人も信じられる態度以外はうまくいきません。

安部塾憲章の元ネタだったりします。

感情の動きと筋肉・関節の動きを、分けて考えるのはナンセンスです。

良き人間関係と美しい身体操作はイコールなのです。


「良い人間関係を築きたいのであれば、身体の動きを美しく磨きあげましょう」

これ、断言できます。

視機能が改善されれば、その意味が理解できます。

見て、考えて、動くことができれば、見とれてしまうほどに美しい動きになるのが当然なのです。


「よく見えてもいないのに、見えているつもりになっている状態」

そんなときは、他人の話を聴くことなんてできません。

これも断言できますが、良き聴き手とは、良く見えている人です。

コミュニケーションのほとんどは、非言語的な動作で行われることを忘れてはいけません。


「非言語的コミュニケーション」(nonverbal communication ノンバーバル・コミュニケーション

人間は非言語的コミュニケーションを、顔の表情、顔色、視線、身振り、手振り、体の姿勢、相手との物理的な距離の置き方などによって行っている。また、非言語コミュニケーションには身振り、姿勢、表情、視線に加え、服装や髪型、呼吸、声のトーンや声質などの種類がある。


まあ、そんなこんなで、僕の身体能力は飛躍的な進化を遂げました。

プロメテウス解剖学・グレイ解剖学の理解も深まりました。

この1年、僕の傍らで僕の変化を楽しんできた人たちは言います。

「すごく進化しましたよね(^^♪」


「感情の動きと筋肉・関節の動きを、分けて考えるのはナンセンスです」

大事なことなので、2回書きました。

来年は、感情と筋肉・関節についての講座を、もっと増やします。

アドラー先生の言葉を胸に!


幸せの三要素は、自分自身が好きかどうか。よい人間関係を持っているかどうか。そして、人や社会に貢献しているかどうか。


長谷川淳史先生のFBタイムラインより