手首がやわらかく使える人は、母指と小指の対立運動が得意です。安部塾では棒まわしなどで母指と小指を正しく使うことを学び、肩の位置を正し手首をやわらかく使えるように改善しております。
母指と小指の対立 |
母指を小指の先をつける運動は対立運動と呼ばれております。グリップ(握り動作)や繊細な作業では母指を使うため、母指の関節は多方向の動きが可能な構造になっています。動きが不安定な人の母指の動きを観察してみると、母指を手のひらに押しつけるような握り方をしているのがわかります。不必要な筋肉の過緊張が連鎖的に起きるため手首が固まり、関節が痛くなりがちです。
これに対し、対立運動は母指と小指を同時に動かすため、関節や筋肉をバランスよく使えます。見た目に手首がやわらかく使えているように見えますし、全身の動きが協調連動するため美しく整っていきます。我が国の刀法・刀術では「手の内」として知られており、その昔は口伝・秘伝だったそうです。
安部塾では、珠(たま)や刀をまわすことで、指の使い方を矯正していきます。
安部塾身体操作技法「珠まわし」 |
安部塾身体操作技法「刀まわしの握り」 |
この動きを見ただけでパクるのは困難を極めます(笑)。意味を理解してやらないと、かえって手首の動きがかたくなってしまう結果となります。できているかできていないかは、母指の腹の向きを見ればわかります。