2026年5月28日木曜日

重曹うがいの効果とやり方

 重曹(炭酸水素ナトリウム)を使ったうがいは、初期の虫歯予防や口臭対策、口の中のねばつき解消にとても効果的です。

重曹うがいの主な効果


 私たちの口内は、食事をすると虫歯菌の出す酸によって酸性に傾きます。歯の表面(エナジ全質)は酸に弱く、酸性の状態が続くと溶け出して虫歯の原因になります。

重曹は「弱アルカリ性」の性質を持っているため、うがいをすることで絶大なメリットを発揮します。

  • 初期虫歯の予防(再石灰化の促進)

    口内の酸を素早く中和し、唾液による歯の修復作用(再石灰化)をサポートします。

  • 口臭の予防

    口臭の原因となる物質(酸化物)を中和・分解し、根本から臭いを抑えます。

  • ねばつき・プラーク(歯垢)の軟化

    口内の酸性度をリセットすることで細菌の増殖を抑え、朝起きた時のねばつきを解消します。また、歯垢を柔らかくして落としやすくする効果もあります。

正しい重曹水の作り方と手順


 つくり置きはせず、使うたびにその場で新鮮なものを作るのがポイントです。

1. 準備するもの

  • 水かぬるま湯:100ml(コップ半分程度)

  • 重曹:小さじ1/2(約1g〜1.5g程度)

    ⚠️ 注意: 必ずドラッグストアやスーパーの製菓コーナーで買える「食用品(食品添加物)」または「医薬品」の重曹を使用してください。掃除用の重曹は粒子が荒く、純度が低いため口に含んではいけません。

2. 手順

1.重曹水を作る:10秒。

コップに入れた100mlの水(またはぬるま湯)に、小さじ1/2の重曹を入れ、スプーン等でよくかき混ぜて完全に溶かします。

2.「クチュクチュうがい」で口内をゆすぐ:20〜30秒。

重曹水を口に含み、歯と歯の間、上あご、頬の裏側まで行き渡るように、口全体を強めに「クチュクチュ」と動かしてゆすぎ、吐き出します。

3.「ガラガラうがい」で喉をゆすぐ:10秒。

もう一度重曹水を口に含み、上を向いて喉の奥まで届くように「ガラガラ」とうがいをして吐き出します。

※重曹うがいの後は、基本的に水でゆぎ直す必要はありません(効果が持続します)。もし塩気が気になる場合は、軽く水でゆすいでも大丈夫です。

覚えておきたい注意点

  • 濃度を高くしすぎない

    「濃いほうが効く」とたくさん入れると、粘膜を傷つけたり、塩分の過剰摂取に繋がることがあります。小さじ1/2の規定量を守りましょう。

  • 歯磨きの代わりにはならない

    重曹うがいはプラーク(歯垢)を物理的に除去するものではありません。あくまで「歯磨きの補助」として行い、毎日のブラッシングはしっかり続けてください。

  • うがい中に強く歯をこすらない

    重曹の結晶が残っている状態で強く歯をこすると、研磨作用で歯を傷つける恐れがあります。完全に溶かしてから使いましょう。

 おすすめのタイミングは、お口が一番酸性に傾く「食後すぐ」や、細菌が増殖しやすい「就寝前」です。手軽にできる口内ケアとして、ぜひ試してみてください。