2024年9月4日水曜日

悪習慣をやめるのが難しい理由。自分の敵は、自分自身。

  過度の緊張パターンは頭と首から生じ、全身の筋肉の緊張につながります。また、誤った動作習慣は運動感覚の低下につながります。緊張が減ると、圧迫されやすい脊椎の筋肉やその他の構造の摩耗が最小限に抑えられます。身体的な悪習慣をやめて、より自由で効率的な方法で動けるようにスキルを学ぶ必要があります。

「姿勢における表面筋の過度の使用を減らす」

「固有受容覚を高める」

 重要なスキルは、「ボディ マッピング」、つまり身体の構造についての理解を深めることです。骨のバランスをとる方法についての理解を変えることで、日常生活の習慣を改善できます。

 ホメオスタシスとは、外界や内部の変化に関係なく、体温や血糖、免疫などの身体の状態を一定に保つ能力です。生体恒常性とも呼ばれ、自律神経系や免疫系、内分泌系などの働きが関与しています。ホメオスタシスという言葉は、「変化しない」という意味を持ちます。

 悪い習慣が改善できない理由のひとつに心理的なホメオスタシスがあります。個人が精神的な安定や心理的な安心を求めて、習慣や環境の現状維持を図る心理的な動機です。現在の自分の習慣を変えることなく、現状を維持しようとします。安定した精神状態の維持には役立ちますが、現状からの変化を嫌うため良い習慣が身につきにくくなります。無意識に行動の変化を嫌ってしまうのです。

 悪い習慣を変えるためにワークに参加しても、心理的ホメオスタシスを立ち上げてしまうばかりで良い習慣を身につけれないことがあります。心理的な抵抗が強いことほど、可及的に速やかにやらなければいけないないようであることが多いのですが、思った以上に「変わる」のは難しかったります。

 『しかし君の出会う最悪の敵は、いつも君自身であるだろう。』(ツァラツゥストラ/ニーチェ)

 自らの不合理な信念(Irrational Belief)や歪んだ価値観に向き合い、乗り越え変化を遂げることで、最悪の敵である自分自身に打ち勝つための鍵が見つかります。


☆東京ワークショップ

9月6・7・8(金・土・日)→ 詳細  

 

飯塚ヨガワークショップ 

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☆新宮校呼吸ワークショップ

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新宮校ワークショップ(休日)

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