2022年10月7日金曜日

ストレッチングの4つの原則~誤った方法でストレッチングすると、時間の無駄であるばかりか、損傷のリスクが高まる。

 実践ストレッチ クリスチャン・バーグ ガイアブックス 8~9Pより

 誤った方法でストレッチングすると、時間の無駄であるばかりか、損傷のリスクが高まる。筋をストレッチするときの事実を認識し、作用する(収縮する)筋の作用と反対の作用を1種類以上行うことに気を配ろう。

 筋の機能が肘を曲げることであるなら、これをストレッチするために肘を伸ばす必要がある。筋が肘を屈曲し、膝を伸ばし腰の弯曲を大きくする場合は、ストレッチするために股関節の伸展、膝関節の屈曲または腰の弯曲を伸ばす必要がある。これらの作用の1つだけを行うのでは、望ましいストレッチはもたらされない。また、関節の可動性を増大しすぎると、損傷も及ぼしかねない。

安全にストレッチを行うために、次の4つの基本原則に従う必要がある。すなわち、疼痛を避ける、ゆっくりとストレッチする、正しい筋をストレッチする、必要な関節および筋だけを作用させることである。

 注意してストレッチすれば、筋は望ましい反応をする。ストレッチを無理やり行うと、筋は思い通りに動かない。痛む箇所をストレッチすると、身体の防御機構が作動し、危険だと判断する。筋が痛みを記憶すると、収縮することによって自己防衛しようとする。これは、ストレッチングによって望むことと反対である。

 腕や脚を投げるようにしてストレッチすると、筋は速く伸張する。このようにすると、身体は、筋が断裂また損傷しそうだと察知する。すると今度は、筋が収縮することで保護しようとし、目的を適えられなくなる。

 運動する方向のわずかな違いで、筋をストレッチすることにも関節包の上で引き伸ばしてしまい、身体を傷つけることにもなり得る。身体を保護し、時間を有意義に使うためにも、正しく行うことが重要である。

 注意せず適当にストレッチを行うと、他の筋や関節に負の効果を及ぼす場合があり、状況を悪化させることにもなりかねない。

引用ここまで。


 ストレッチングは、正しく行えば効果を得ることができますが、間違っておこなえば逆効果を得ることになります。時間の無駄でもあります。

各地のワークショップで解説いたします。

☆東京ワークショップ

10月7・8・9・10日(金・土・日・月)→ 詳細

  

☆新宮校ワークショップ(休日)

10月23日(日) → 詳細 

 

☆大阪ワークショップ

10月20日(木)→ 詳細

 

☆名古屋ワークショップ

10月21日(金)→ 詳細

 

☆神戸ワークショップ

10月22日(土)→ 詳細

 

☆新宮校ワークショップ(休日)

10月23日(日) → 詳細 

 

☆新宮校ワークショップ(平日)

10月24日(月) → 詳細