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定員は『3名』となります。
内容は、「よい姿勢およびそれを得るためのテクニック」「正しい静止姿勢」「脊柱と骨盤の中間位」「効果的な動き方と体幹安定性のエクササイズ」。『基礎の基礎』です。
安部塾では、「分析に従ったテクニックを地道に継続すること」を大切にしています。「~するだけ」という発想は退け、「やれることはすべてやる」というスタイルで臨みます。地道にコツコツ練習を継続力し、一歩一歩、確実に動きを良くしていくということが重要です。
ダメなのは「何回やったらいいですか?」「何分やったらいいですか?」「どれかひとつだけやるなら何ですか?」など、インスタント(即座・即席)に効果を得ようとする考え方です。こういった人は「読むだけ」とか「思うだけ」とか「書くだけ」とかを売りにしている人たちのカモになるだけだと思います。
スルメロックさんのTweet
ウソに騙されない方法 pic.twitter.com/CgzP6nRisD— スルメ・デ・ラ・ロチャ (@surumelock) February 16, 2020
「~するだけ」を求める人は、「~するだけの方法論を求め続けているうちに時間切れを迎える」という展開になるのが定番です。
人間の脳は言葉で動いているわけではありません。言葉で動作を意識すると、ぎこちない動きになってしまいます。
脳の中には身体各所の感覚器から興奮が脳に次々と送られてきます。それぞれの興奮が神経回路網のなかに広がり、相互に作用します。脳の視床下部に神経細胞の興奮伝達を同期させる神経細胞があり、興奮の相互作用を補助します。ひとつの神経細胞に、異なる神経細胞から興奮が伝わり、強めあったり弱めあったりすることで興奮の相互作用が起きていきます。タイミングよく興奮を受け取るためには、『同期(シンクロ)』が重要になります。
「~だけ」を求める人は、この『同期』を身につけることができません。なので、傍から見ると、「身体各所が統合されずにバラバラに動いている」ように見えます。
地道にコツコツと基本動作を繰り返すことで、『同期』がうまくいくようになります。顔も身体も美しくなるのは、同期がうまくいくことで身体全体の動きがつながるからです。
名古屋集中講座では、このあたりの解説も加えながら、一見誰でもできそうな当たり前の動きがどれだけ難しいか、普段いかに雑にやっているかを実感してもらおうと思います。
御参加、お待ちしております。