2018年6月27日水曜日

視る・聴くことから身体操作が始まる

視覚と聴覚の一次中枢からの情報を、順次高次の処理を重ねていく。するといつの間にか、視覚と聴覚からの情報が体系的に一致し、ある程度交換可能になる。これは基本的には、皮質とくに連合野の、各部位の構造=機能形式が類似するためであろう。養老孟司

「視る」「聴く」の処理を重ねること。

「見る」「聞く」で終わらないこと。

視ると聴くが交換可能になると世界がひろがる。

「視ない」「聴かない」でいると終わる。

身体を操るということは、優れた他者の動きを正確に真似することができるということ。

真似るためには、よく視てよく聴くことが不可欠。

動けない人を観察すればすぐにわかる。

動けない人は、優れた他者を視ない聴かない。