2017年9月21日木曜日

筋トレ効果を得るための呼吸について~美しい身体をつくる

懐かしの1枚~アメノタヂカラオの岩戸開きのイメージです。

2012 佐賀県大和町 與止日女神社 岩戸開き 

この頃は、背筋を鍛えあげていました(体重80kg超えてました)。

実用上、腕は鍛え過ぎないのがポリシーでした。


さっきの記事に対する、みどり姐さんとのやりとり。

FBのやりとり

ってことで、筋トレの効果をあげるための呼吸の基礎知識です。


■吸う

伸張性収縮(エキセントリック)・遠心性
~ネガティブワーク(筋肉が伸びながら出力)


■吐く

短縮性収縮(コンセントリック)・求心性
~ポジティブワーク(筋肉が縮みながら出力)


対象となる筋肉の起始・停止が近づくときに息を吐き遠ざかるときに息を吸います

筋肉を伸び縮みさせない姿勢保持状態では、自然な呼吸を心がけます。


この基本原則をきちんと守ると、効率的に筋肉を発達させることができます。




ちなみに、安部塾で行われるすべての動きにおいて、この基本原則が適用されています。

応用として、伸ばしたい筋肉があるときは、拮抗筋を縮めながら吐きます(相反抑制)。


自律神経的には、

■吸う(横隔膜緊張)

交感神経が優位・活性化 → 闘争・逃走モード・りきむ

■吐く(横隔膜弛緩)

副交感神経が優位・沈静化 → 休息モード・ゆるむ


交感神経と副交感神経
交感神経亢進と副交感神経亢進


動き的には、

■吸う  伸展(反る)

■吐く  屈曲(丸まる)

ということになります。

ただし、動きの場合は、応用で逆にすることがよくあります。


呼吸が間違うとOUTです。

正しい知識を学びましょう。


9月23日(土)の神戸集中講座でも、呼吸の解説をします。

ぜひ、ご参加ください。