1. 脳のフィルター(焦点化)の働き
私たちの脳は、1秒間に膨大な情報を受け取っていますが、そのすべてを処理することはできません。そのため、自分が「重要だ」と意識しているものだけを拾い上げるフィルター(RAS:網羅様体賦活系)を持っています。- 「不満」に意識が向いている人は、日常の中の「嫌なこと」「損したこと」ばかりを鋭敏にキャッチします。
- 「感謝」に満ちている人は、日常のほんの些細な「ありがたいこと」「恵まれていること」を自然と見つけ出します。
出来事そのものが増えるというより、「感謝の種」を見つけるセンサーの感度が劇的に上がっている状態と言えます。
2. ポジティブなループの循環
感謝の気持ちが内側から溢れている人は、表情が柔らかくなり、言葉遣いや態度にも自然と余裕や温かさが生まれます。人間関係は鏡のようなものですから、そういう人の周りには、自然と「力になってあげたい」「一緒にいて心地いい」と思う人が集まります。結果として、他者から親切にされたり、良いチャンスが巡ってきたりする「客観的な事実」も実際に増えていくことになります。
「幸せだから感謝するのではない。感謝するから幸せなのだ」
世界がどう見えるかは、自分の心のレンズが何色かで決まる。
まさに、内面の豊かさが現実の豊かさを形作っていく素晴らしい循環です