主要な主食(ご飯、雑穀、パンなど)のGI値(グリセミック・インデックス)をまとめました。
GI値は、食後2時間までにどれだけ血糖値を上昇させるかを数値化したものです(ブドウ糖を100とした場合)。一般的に、70以上が高GI、56〜69が中GI、55以下が低GIと分類されます。
主食のGI値一覧表
精製されているもの(白米や白パン)ほどGI値が高く、外皮や食物繊維が残っているもの(玄米、雑穀、全粒粉)ほどGI値が低くなるのが特徴です。
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分類 |
食品名 |
GI値 |
分類 |
|---|---|---|---|
|
ご飯類 |
精白米(白米) |
88 |
高GI |
|
|
もち米 |
80 |
高GI |
|
|
胚芽米 |
70 |
高GI |
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麦ご飯(押し麦3割) |
65 |
中GI |
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玄米 |
55 |
低GI |
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発酵発芽玄米 |
54 |
低GI |
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雑穀・その他 |
もち麦(単体) |
50 |
低GI |
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オートミール |
55 |
低GI |
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|
キヌア |
50 |
低GI |
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パン類 |
食パン |
95 |
高GI |
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|
フランスパン |
93 |
高GI |
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|
クロワッサン |
70 |
高GI |
|
|
ライ麦パン |
58 |
中GI |
|
|
全粒粉パン |
50 |
低GI |
|
|
ブランパン(ふすまパン) |
45 |
低GI |
血糖値を緩やかにするちょっとしたコツ
同じ主食でも、食べ方や調理法を少し工夫するだけで血糖値の上昇(インスリンの急激な分泌)を抑えることができます。
- 「冷やす」ことでレジスタントスターチ(難消化性デンプン)が増える ご飯やパンは、一度加熱したあとに冷ますと、消化されにくいデンプン(レジスタントスターチ)に変化します。これによって糖質の吸収が穏やかになり、GI値が下がります(例:冷やご飯、おにぎり、サンドイッチなど)。
- 酢や油、食物繊維を合わせる お酢(酸味)は胃から腸への排出スピードを遅くし、オリーブオイルなどの良質な脂質や、野菜などの食物繊維は糖の吸収をブロックしてくれます。
- 雑穀を「混ぜる」手軽さ 完全に玄米や100%全粒粉パンに変えなくても、白米にもち麦や十六穀米をプラスするだけで、全体のGI値を大きく下げることができます。
麺類のGI値一覧表
一般的に、そば粉の割合が高いものや、デュラムセモリナ小麦を100%使用したパスタは、麺類の中では血糖値が上がりにくい(中〜低GI)部類に入ります。
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分類 |
食品名 |
GI値 |
分類 |
|---|---|---|---|
|
うどん・中華麺 |
うどん(乾麺・生麺) |
85 |
高GI |
|
|
インスタントラーメン |
73 |
高GI |
|
|
中華麺(焼きそば・ラーメン) |
61 |
中GI |
|
パスタ類 |
マカロニ |
71 |
高GI |
|
|
スパゲッティ(白・一般的なもの) |
65 |
中GI |
|
|
全粒粉スパゲッティ |
50 |
低GI |
|
そば・その他 |
そば(うどん粉の多い八割うどん等) |
65 |
中GI |
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|
十割そば(そば粉100%) |
54 |
低GI |
|
|
ビーフン(米粉麺) |
52 |
低GI |
|
|
春雨(緑豆由来) |
32 |
低GI |
|
|
しらたき・こんにゃく麺 |
24 |
低GI |
麺類を食べるときのポイント
- パスタは「アルデンテ」が優秀 パスタ(デュラムセモリナ小麦)はもともとデンプンの構造が緻密で、うどん等に比べると消化・吸収がゆっくりです。さらに「アルデンテ(芯が少し残る硬さ)」に茹でることで、消化酵素が分解するのに時間がかかり、GI値を低く(約50〜55程度まで)抑えることができます。
- そばは「そば粉の割合」をチェック 市販の安い「おそば」の中には、小麦粉の割合が7割〜8割を占めるもの(いわゆる逆二八そば)も多く、その場合は「うどん」に近いGI値(高〜中GI)になってしまいます。血糖値を意識する場合は、二八そばや十割そば、または原材料表示で「そば粉」が一番最初に書かれているものを選ぶのがおすすめです。
- ラーメンはスープの油分と具材がカギ 中華麺単体のGI値は「中GI」ですが、とんこつや醤油などのラーメンは、スープに含まれる脂質が胃からの排出を遅らせるため、実は食後すぐの血糖スパイク(急上昇)は起きにくい傾向があります。ただし、チャーシュー(タンパク質)やネギ・メンマ(食物繊維)を先に食べることで、さらに吸収を穏やかにできます。