2019年5月31日金曜日

余計なことを考えずに、身体操作に集中する。周りに良い人が集まってくる。

砂鉄さんのTweet。













身体操作が下手な人は、余計なことばかりを考えている。

現在ここにある自分の身体に集中できていない。

頭で考えて身体を動かそうとするが、不自然な動きを繰り返して壊れていく。

そして周りに、壊れた人たちが集まってくる。


身体操作が上手い人は、余計なことを考えない。

現在ここにある自分の身体に集中できている。

身体構造に従い、身体機能を活かし、自然な動きを繰り返して美しくなっていく。

そして周りに、美しい人たちが集まってくる。


昨日、娘が旅立っていった。

2年間くらい合わないことになりそうだ。

何も考えずに僕の要望を叶えてくれる稀有な存在。

僕も、何も考えずに要望を叶えてあげたいと思える。


しばらく一緒に過ごせたお陰で、これから自分がどうしたいのかがよくわかった。

後ろ脚の形が親子過ぎw

何も考えずに要望を叶えてあげたい人と思える人たちと活動していきたいということだ。

そして、何も考えずに僕の要望を叶えてくれる人たちと協力していくということだ。

余計なことを考える人たちとは距離を置く。

そしてそのために、もう余計なことを考えない。


『叶』という字については、この記事が面白い。

→ 「叶」は葉のこと 「葉」(叶)の起源と由来は

「協の本義は協力、協作、協商等の様に共同して力を出し合うことと知るべし。」とあるようだ。

協は古文の中では睦まじく打ちとけ合う、調和がとれているの意味も表わす。中国語で「叶」と書いて、Yeと読むときは「葉」、Xieと読むときは、協力するの意味に使うようである。

引用ここまで


今日は、13:30から新宮校実技室で昼のグループレッスンだ。

『余計なことを考えずに、淡々と機能的に正しく身体を動かす時間』

6月からの『立ち稽古』に向け、棒(バー)稽古の基本をやろうと思う。

『立つということ』に、こだわっていきたい。


Sylvie Guillemさまも、毎朝の自宅でのバーレッスンを欠かしていないそう。

シルヴィ・ギエム

桁が違いすぎだが、うちでも欠かさずやっていく。


身体操作技法を学ぶ者にとって、棒(バー)は神具みたいなものだと思う。

バーに寄りかかってはならない=依存してはならない。

バーという存在は支持脚が使えているか確認するものだ。

バーをつかんで動作するためのものではないのだ。

正しい位置に身体のパーツがあるか?

重心はどこにあるのか?

ひとつひとつ確認し、改善していく。

バーは神聖な棒なのだ。

バーによりかかったり、登ったり、ぶら下がったり、粗雑に扱う人は出禁にする。


今日の練習が楽しみだ。

2019年5月30日木曜日

新宮校実技室にレッスンバー(ポータブルスタンド)を用意しました。6月より、立ち技(スタンディングポーズ)の練習を始めます。

新宮校実技室に、レッスンバー(ポータブルスタンド)を用意しました。

新宮校実技室 バー
タモ材(無塗装)タイプです。

タモは反発力が強い木材で、力を加えてもたわむ特性があり折れにくい利点があります。


実技室の定員は5名なので、5区画用意しました。

バーがあることで、これまでできなかったさまざまなテクニックを教えることができます。


お楽しみに♪

2019年5月27日月曜日

実際と感覚のズレの修正 骨盤中間位〜自分の傾きを知る〜 今日の午後は新宮校です。

5月25日(土)の神戸集中講座のレポートを、参加者の方がまとめてくれました。

→ ニュートラルポジション【実際と感覚のズレの修正】安部塾神戸レポート2019年5月

→ 骨盤中間位〜自分の傾きを知る〜

神戸も、笑顔が尽きない陽気な講座となりました。

20190525 神戸

今日(27日)は、午後から新宮校でレッスンと講座をやります。

20190527~28 スケジュール

参加お待ちしております。


あ、実技室にリフレックスミラーがつきました。

新宮校実技室 リフレックスミラー

フォームのチェックが捗ります。

100×150cmなので、立位はいいのですが、四つんばい位より下では見切れてしまいます(笑)。

これから対策を考えたいと思います。

オンライン講座の動画撮影の準備が6月10日には整いそうです。


6月3~7日に、1階のユニットバス工事をします。

それに伴い、新宮校をお休みさせていただきます。


今日も楽しい1日をお過ごしください。

2019年5月24日金曜日

骨盤の位置を正しく意識すると、首が解放されて姿勢と動きがよくなる。

関西でも、骨盤中間位を水平器で出すという流れに。

骨盤中間位(側臥位)

骨盤中間位(側臥位)

骨盤中間位(仰臥位)

骨盤中間位(側臥位)

骨盤中間位測定用置台(ヒノキ製)

正確に水平器を当てることで、正しい骨盤の位置を意識することができる。

みるみるうちに楽になる首。

引き締まるお腹。

明日の神戸集中講座でも解説するが、これなくして先には進めないと思う。

骨盤中間位・前傾・後傾

骨盤の中立を意識できた上で、胸郭をやわらかく使っていく。

そうすると、重心が正しい位置にきて、姿勢も動きも安定する。


首の解放は、身体操作の基本。

頭蓋骨と骨盤の関係がよくなれば、首が解放される。


頭蓋骨と骨盤の関係は、皿まわしの皿と手の関係に似ている。






土台が安定することが大切だということ。


しばらく、水平器を使った練習を続けていこうと思う。

2019年5月22日水曜日

脊柱を伸長するということ

身体操作の基本に『脊柱の伸長』がある。

軸伸長とか軸伸展と言われることもある。

頭頂と尾骨(坐骨)を遠ざける意識でおこなう。

ウエストが締まり、首が楽になる。

腰椎部が安定することで、頸椎部が解放されるためだ。

脊柱が歪んで見えるのは、脊柱の長さが縮んでいるためだ。

本来の長さまで戻してあげれば、歪みは消える。

肺は、吐いたときが本来の大きさだ。

吸ったときには、ふくらんだ状態にある。

当然、横隔膜は下がり、胸郭はふくらんでいる。

面白いことに、脊柱は吸ったときに平坦化する。

身体操作の誘導において、「息を吸って骨盤底筋群を締めて、脊柱を伸ばして」という文言が使われる理由を考えると楽しい。

今日のレイゾーナの解剖学講座で、この解説をする。

キャットで腰を丸めるときに息を吸う理由。

坐骨を膝裏に近づける理由。

体幹の動きと呼吸のつながりは深い。

思いこみが通用しない世界。

先人たちが残してくれた身体操作技法は、ほんとに素晴らしいと思う。

身体操作の世界には、「~だけやればいい」は存在しない。

「やれることはすべてやる」のが基本だ。

いや、「必要な動きはすべてやる」という感じかもしれない。

そして、まずはじめに脊柱の伸長がある。

安部塾の身体操作も、脊柱の伸長から始まる。

今日は、水平器を使って骨盤の中間位を出したうえで、脊柱の中間位を出していこうと思う。

明日の大阪集中講座と土曜の神戸集中講座でも、脊柱の伸長の解説をする。


2019年5月18日土曜日

呼吸をするということの奥深さを実感する

生きている限り、誰でもしている呼吸。

しかし、本来の機能通りにはできていない。

呼息⇔吸息

吐く⇔吸う

エクスへール⇔インヘール

ただそれだけのことなのに、とてつもなく難しい。

自分を見つめるということは、呼吸に集中すること。

頭の中に浮かぶ言葉を追わないこと。

ただただ『正常呼吸』を正確に繰り返すこと。

僕たちは、呼吸をベースに対人関係を築く。

呼吸が乱れている人の自尊心は低く、人間関係は悪化の一途をたどる。

他者を攻撃してどうにかしようとするからだ。

類が友を呼んで、攻撃し合う関係しか築けない。

心身が不安定になる原因は、呼吸の乱れ。

自分自身の呼吸を整えることに集中することが大切。

それが、『他者を変えようとしない』ということ。

解剖学的な呼吸のメカニズムを理解し、正常に呼吸すること。

今日の東京集中講座は、そんな話から始めようと思う。

2019年5月17日金曜日

『昇り龍』『降り龍』が新宮校実技室に揃い、『双龍』となりました。

下関の奈見さんが、京都一筆龍桜凛堂絵師・手島啓輔さまの『降り龍』を、新宮校実技室に奉納(?)してくれました。

神戸の由美さんが奉納(?)してくれた『昇り龍』とともに、『双龍』として飾らせてもらいました。

京都一筆龍桜凛堂・手島啓輔さま『昇り龍』『降り龍』
京都一筆龍桜凛堂・手島啓輔さま『昇り龍』『降り龍』と阿吽の龍神棚

いや~一般家庭の2階とは思えない(笑)。

来週、真榊が届くので、さらに雰囲気が良くなるかと思います。

真榊

東南側は、獅子頭と龍扇にしました。

獅子頭 龍扇(黒)

龍扇(黄)


来月中旬から本格的に実技室が稼働します。

気持ちよく、濃密な身体操作練習ができるように清浄な空間をつくります。

2019年5月15日水曜日

シューズクラトミ・ドイツ式フルオーダーインソールの威力(須崎先生渾身の作品)~時間と手間をかけてくれたものが、身体を変えていく。

シューズクラトミさまより、新宮校開校のお祝いに『室内履き』をいただきました。

シューズクラトミ フィンコンフォート室内履き(ドイツ式フルオーダーインソール)

僕の足型に正確に合わせてあるので、履き心地のよさが尋常ではありません。
倉冨英史さまからのメッセージ

さすが、須崎先生渾身のドイツ式フルオーダーインソール!

自分のためだけにつくられたインソールの凄さは、履いた人だけが楽しめる世界です。

足の調子が悪い人はもちろん、自称足の調子が良い人もつくってみることをお奨めいたします。

足は、発達の最終局面でつくられていきますが、その後は足が人生をつくりますから。


クラトミ社長、素晴らしい室内履き、ありがとうございます!


そして、今年の夏、僕が激推しする予定のサンダルがこれ。

フィンコンフォート

フィンコンフォート

安部塾的に、第2趾を意識しやすいこのデザインが推しの理由です。

鼻緒って、カタカナ表記だとなんて言うんだろう?

プロメテウス解剖学 運動器

いつも解説している図ですが、足趾の正常接地を考えるとこのデザインが適正だと思います。

日本の伝統的な半草履もいいのですが、ドイツ式の鼻緒サンダル高性能です。


最近、自炊を楽しむようになって思うのですが、時間短縮を目指した料理はゴミだなと感じます。

餌(エサ)でしかないなと。

そんな料理では、正常に機能する身体はつくれないと思うようになりました。

必要な手間をきっちりかけて、一切の妥協なく積み重ねた料理が身体をつくります。


靴(シューズ)や眼鏡(メガネ)も同じです。

時間短縮でつくられた製品は、しょせんそれだけのものだと思います。

安部塾では、メガネはパーソナルグラス・アイックスでフルオーダーします。

結果、みんなクラトミの靴を履いて、アイックスの眼鏡をかけているという展開に(笑)。


これは断言できますが、眼鏡と靴を笑うものは、泣くことになります。

口腔から始まる僕たちの身体形成は、眼と足で締めくくられます。

口腔の訓練の重要性も、眼と足の訓練の重要性も、よく知られるようになりました。

もちろん、精神レベル以上に身体形成レベルを引きあげることはできません。

しかし、ホモ・サピエンスは道具を使うことで、いけるとこまでは能力を開花させることができます。

というか、身体を使えている人なら、感覚でそれがわかるわけですが。


ドイツ式検眼とドイツ式インソールのコラボとかやれたら楽しそうです。

みぞおち(鳩尾)をゆるめる~みぞおちが緊張していると、脊柱の動きが悪くなり、運動連鎖が妨げられる。

日本の古式身体操作術では、『みぞおち』を身体の中心と考える。

このため、『みぞおちをゆるめること』に注力する。

不安や恐怖などのストレスは、逃走・闘争モードの身体反応を引き起こす。

ストレスホルモンが、全身の筋肉にハリ・コリをつくり出す。

そして、それは身体の中心にある『みぞおち』を過緊張状態にする。

過緊張でみぞおちが固まると、横隔膜の動きが悪くなる。

結果、安定した正常呼吸ができなくなる。


ちなみに、理想的なみぞおちのかたさは『耳たぶと同じくらい』とされている。

みぞおちは、『虚』していないといけないということだ。


みぞおちをゆるめるのに使われている一般的なテクニックはこんな感じ。

ニールアッシャーテクニックなど

安部塾では、伝統的な『猫↔牛のポーズ』『猫↔犬のポーズ』を使う。

背中を丸めるときは、みぞおちを天に向かって引き上げる。

背中を反らすときは、みぞおちを地に向かって引き下げる。

安部塾での基本呼吸は、「吸って丸め、吐いて反らす」だ。

みぞおちをゆるめたいのであれば、この呼吸を用いる。

一般的には、「吐いて丸め、吸って反らす」が用いられるが効果が異なる。

「吐いて丸め、吸って保持、吐いて反らす」や「吸って丸め、吐いて保持、吸って反らす」も。


5月17・18・19日(金・土・日)の安部塾東京集中講座で詳しく解説する。

5月23日の大阪集中講座、25日の神戸集中講座でも解説する。

呼吸は目で視て学ぶものだと思う。

現場で生で見て欲しい。

2019年5月14日火曜日

めぞおちのかたさをほぐして下腹を引き締める~腰を安定させる

横隔膜

みぞおちがかたいと、重心があがる。

下腹の力が抜け、腰椎が不安定になる。

肩に力が入るし、余裕がなくなり視野狭窄になる。

相手の表情が視えない、相手の話が聴けない状態に陥る。


お腹ポッコリ、片脚バランスはフラフラ。

いつもイライラ。

そんな人のみぞおちはかたい。

横隔膜がかたくて、うまく動いてくれない。


そんなわけで、日本の伝統的な身体操作技法でほぐしてみよう。

① 息を深く吐きながらお腹を凹ませ、肋骨弓の裏側に四指の指先をさしこむ。
② 吸うときは、指を外して、みぞおちだけをふくらませる。
③ ①~②を繰り返す

横隔膜の動きがよくなったはずだ。


身体操作時の正常吸気は、下腹は平らに締めたまま、みぞおちはゆるむ。

腹筋前部の活動を抑えつつ、腹横筋をはたらかせる。

上虚下実。

上半身の力がゆったりと抜け、下半身がどっしりと安定している状態。


5月17・18・19日(金・土・日)の東京集中講座で詳しく解説する。

やわらかい胸郭を取り戻すメリットは大きい。

過去最高に充実した内容となる。

骨盤の中間位と合わせてマスターして欲しい。

2019年5月11日土曜日

呼吸時の脊柱と胸骨とインナーコアユニットの動き

文章で説明したら、わけがわからないという方がおられたので図をつくりました。

インナーコアユニット(呼吸時の動き) 脊柱・胸骨

僕たちの肺は、吐いたときの大きさが元のサイズ。

緊張して吸うことで肺が膨らみ、弛緩(リラックス)して吐くことで元のサイズにしぼむ。

吸うと胸骨が前上方に動き、吐くと後下方に動く。

吸うと脊柱は伸び、吐くと縮む。

インナーコアユニットは矢印の通り。


骨盤底筋群はハンモックでイメージするといい。

骨盤底筋群と呼吸

このあたりのことも、今夜あたりのオンライン講座で解説したいと思う。


薬院校開校前、インナーコアユニットの研究にハマっていた。

その大切さは、充分にわかっていたはずなのに、薬院校時代はコア以外のことばかりやり過ぎた。

同じ間違いを繰り返さないように、新宮校ではコアについて何度も何度も解説していきたい。

レイゾーナでコアの解説をしたら、参加者の熱量が上がった。

もちろん、僕の熱量も。


続きは、オンライン講座で。

2019年5月8日水曜日

呼吸と骨盤底筋群と腹横筋と。

今日のレイゾーナでの解剖の講座は、前回に続いて『体幹』。

呼吸のメカニズムと、骨盤底筋群と腹横筋の実技解説をやる予定。

昨日、塾生講座で少し予行演習をした。

はじめての人には難しいようなので、課題を減らして深くやっていきたい。


呼吸と骨盤底筋群と腹横筋の資料をつくったので、オンライン講座にも解説文をアップした。

オンライン講座

正常呼吸ができている人は、驚くほど少ない。

腰椎の安定性を確保できている人は、さらに少ない。

骨盤底筋の締まりを感じることや、どこに骨盤底筋があるのかを感じるのも難しそうだ。

腹斜筋の活動を最小限にして腹横筋を活動させるのも、なかなかうまくいかないようだ。


不思議なことに、体幹が不安定な人ほど、派手な動きをやりたがる。

体幹が安定している人は、地味な動きを好む。

少し観察してみるとすぐにわかるが、体幹が不安定な人は、他人を変えたがる。

体幹が安定している人は、自分を変える。


思うに、自分を変えるということは、体幹を安定させるということなのだと思う。

コアスタビリティとは、そういうものなのだ。


ゴールデンウイーク集中講座では、基礎の基礎を地味にみっちりやった。

老化とは、謙虚さを失うということらしい。

自分を偉いものと思わず、素直に他に学ぶ気持ちがあること。

自分の能力や立場を正確に把握することは、うまく生きていくための基本だ。


身体操作が下手な人たちは共通して、傲慢・横柄だ。

体幹が不安定=態度が悪いと考えたらいいと思う。

きちんとした姿勢で講義を聴けない状態で、謙虚に振る舞うのは不可能だと思う。

謙虚さには、体幹の強さが必要だから。


体幹が不安定な人が上から目線なのは、弱いからである。


今日の講座は、呼吸と謙虚さのお話から始めようと思う。

2019年5月5日日曜日

安部塾新宮校始動! 巧言令色鮮し仁!

5月3・4日と、新宮校実技室で集中講座を開催しました。

安部塾新宮校実技室 2019/05/04 バイラテラルアームアーク

ほぼイメージ通りの講座を開催できています。

参加ルールを厳しくしたので、場が乱れることがありません。

流れが断ち切られることもありません。

記録不可にしたことで、目に焼きつけるように動作を見つめれるようになりました。

映像記録や画像記録を残そうとすることで、肝心の集中力が削がれるという問題が解消しました。

1回の講座でやる技の項目を減らし、狭く深く解説しています。

結果として、ひとつひとつの動作をきちんと身につけることができています。


参加者の受講態度が素晴らしいので、昨日は僕の手づくりカレーを振る舞いました。

手づくりカレーw

まあ、美味しいカレーを食べると、こんな笑顔になります。

実は、そこそこ料理は得意だったりします。

僕の母親は、料理だけはスペックが高くて、それをミラーリングして育ちましたので。

参加者の受講態度がよかったら、6日のお昼にまた何か振る舞うかもしれません(笑)。



令和とともに、スピ系やキラキラ系が終息に向かい、地道系や積み重ね系が盛りあがります。


巧言令色鮮し仁!

巧みな言葉を用い、表情をとりつくろって人に気に入られようとする。

人から好かれようと愛想を振りまく者には、誠実な人間が少なく、人として最も大事な徳である仁の心が欠けています。

『令色』とは、人にへつらうような愛想のよい顔つき。

『仁』とは、他人を思いやる心を元にして自己を完成させる、最高の徳。


安部塾では、『令』を「清らかで美しい(lieng)」という意味でとらえます。

「形が美しく整っている」ということだと解釈しています。

なので、地道に身体を美しく整えるべきときがやってきたと考えています。

そして、『仁』が大切になるときなのだと思います。


安部塾の原点である、『呼吸と姿勢と動きの改善』。

新宮校開校とともに、原点に還って『呼吸』からやり直させています。

今後、東京・関西・下関でも、呼吸についてのワークをやり直していきます。

しなやかな胸郭とバランスがとれた骨盤が、安定した腹(肚)と腰をつくります。


腹と腰が安定することで、四肢の動きが美しく整います。

コアスタビリティを学ぶと、姿勢が美しくなる理由です。

正確な呼吸とは何かを探求していこうと考えています。

そして、地味な練習を果てしなく積み重ねていきます。


新宮校は、厳しくやっていきます。

どのくらい厳しいかというと……




これ、パクられるだろうな(笑)。


集中講座も、あと2日となりました。

今日も地味に解説してまいります。